『竜馬がゆく』(司馬遼太郎)を求めて…
別に、本なんて内容さえ読めればそれでいいんだけど…。 先日から蔵書の整理をやってて気になってるのが、文庫や単行本が歯抜けになってるのがかなりあること。 たとえば、全5巻のうち1巻だけ別な書棚にあったり、どこ探してもなかったり…。性格からして、最終巻が手元にあるのに、それ以前の巻が手元に無い(買ってない)ってことは、まずありえないのに。 たしかに、始めに1,2巻だけ買ってそれ以後買うのを止めたってのは沢山あったけど。 で、今気になってる歯抜けが、『竜馬がゆく』(司馬遼太郎)全5巻中のの3冊。「立志篇」(単行本 第1巻)「狂瀾篇」(単行本 第3巻)「怒濤篇」(単行本 第4巻) いやぁ、ちょっと大き目の書店に行けば確実に手に入るんだけど、3冊で4,500円くらい。買えない値段じゃないけど、数年に1回読むかどうかってレベルなんで、今日の午後に古本屋廻ってみたけど、定番なためか状態の良いのはばら売りしてない。… 結局、数件廻ってみたが買わなかった。 というか、過去に買ってるのは間違いないのに「何故無くなったのか?」「もしかしてまだ整理してない書棚にあるんじゃないか?」「誰かに貸してるのか?(それも歯抜けで?)」とか思い始めて…。【『竜馬がゆく』(立志篇,風雲篇,狂瀾篇,怒濤篇,回天篇)のアフィリエイトリンク】竜馬がゆく(1)立志篇 竜馬がゆく(2)風雲篇 竜馬がゆく(3)狂瀾篇 竜馬がゆく(4)怒濤篇 竜馬がゆく(5)回天篇 意外とこの本の竜馬(登場人物)を坂本龍馬(歴史上の人物)と勘違いしてる人多いけど、あくまでこの本は歴史フィクション小説。実際の龍馬はもっとヘタレだったみたい。もちろんそのほかの登場人物も相当都合よく弄られてます。 小説としては読みやすいし面白い。それに、作者の主観(というか趣向?)が入ってるものの、史実には沿って書かれているので、幕末維新の歴史のサブテキストの一つにしてもいいと思う(あくまで、サブテキスト)。 買わなかったのは安い文庫本(全8冊)も持っててそれは揃ってることを確認してたからってのもあるけど。 で、全然関係ない数学の専門書を数冊買ってしまった…。1冊は洋書の稀少本だったので、予想外に高かった(大体CD3枚分くらいの値段)。[2006年9月10日 追記] 色々探してみて、自宅で3,4巻は発見。やっぱり未整理の書棚にあった。 20年以上前に買った本なので…、ブックカバー付けたままで専門書関係の本棚にまぎれてた。 でも、1巻「立志篇」は見つからず。 楽天の画像見る限り、今もってるのと表紙の雰囲気が違うんだけど…。覚えてるうちに今売ってる新しい単行本買っておこうか。