価格下落で、手軽に利用できるから危険なUSBメモリ
今日の午後、仕事場近くのPCショップにDVDメディアの買いだめに行ったとき、目に留まったのがUSBメモリやSD、microSDなどのフラッシュメモリの著しい値下がり。実はCFとかもあったみたいだけど、すでに売り切れてた。 具体的には、USBメモリ 2GB(通常) 880円 2GB(高速/ReadyBoost対応) 980円 4GB(通常) 1,380円 4GB(高速/ReadyBoost対応) 1,580円 8GB(通常) 2,580円 8GB(高速/ReadyBoost対応) 2,980円SD(SDHC)カード 2GB(通常 150倍速) 780円 4GB(SDHC Class4) 1,380円 4GB(SDHC Class6) 1,480円 8GB(SDHC Class6) 2,580円microSD(SDHC)カード 2GB(通常 150倍速) 750円 4GB(microSDHC Class4) 1,580円 4GB(microSDHC Class6) 1,650円 8GB(microSDHC Class6) 3,880円という感じで。2GBクラスはもう底値に近い(下がっても500円ぐらいまで)。4GBも買いやすい値段だし、8GBの高速タイプもバリューゾーン入ってきてる。今後16GBがいつ5千円を割ってくるかが問題だけど、映像関係をやり取りする可能性があるなら、間違いなく今は8GBの一択だろう。(SDHC/microSDHCの場合、読み込み機器側の対応を確認。特定製品との相性もあるけど、それとは別に容量制限持ってる場合多いので注意。) USBメモリーはTranscendかPQI、SILICON POWER、SD系は東芝(海外パッケージ)、Panasonic、SanDisk、Transcend、SILICON POWER、A-DATAといろんなメーカーが混在していたが、価格は仕様(スペックと容量)で一律。もちろん保障はメーカー毎に異なるが、すべてリテールだったのでの、最低でも1年~最長永久保証。海外メーカー品もショップの1年保証付。 1GB以下もあったけど、保証が初期不良2週間のみだったので、あまり興味がわかなかった。(この手のメモリ、初期不良は少ないけど、抜き差ししたり書き込みしなくても通電してるだけで壊れるような粗悪品も多いし、良品でも毎日読み書きするような使い方すると1,2年でエラー出たりすることもある。初期不良2週間ってのは、まとめ買いにはNG。) 値段に関しては、容量と価格だけ比較すればネットの格安より高いものもあるけど、海外品とはいえPanasonicのリテールはがこの値段は激安だし、SanDiskは限定パッケージやいわゆるプロユースのハイスペックモデルがごろごろしてるのは、その辺の値段知ってる人からすれば、在るだけ買いたいって感じ。(この情報を友人にメールしたら、10万円分くらい買い占めてた。ハイスペックモデルや限定モデル…、オークションに出せば確実に利益出るものばかり買いあさってた。)…(実は、こっからが本題!?) ちなみに、自分は買わなかった。 この手のメモリはPCやデジカメ、ビデオカメラ、携帯端末等で使ってるが、今のところ余るくらい持ってる。 それより、最近これらのメモリを複数のPCで共有したり、他人に貸し借りすることですることで、ウィルスの温床になりつつあるので、必要のないフラッシュメモリものは買わない事にしている。 自分の仕事場でも、個人所有のPCと共有しているUSBメモリや携帯のmicroSD、業務で共有しているデジカメのSDカードから、ウィルス検出の報告が月に数件ある。 完全には感染源を特定できてないが、データ転送のためにPCに接続した段階で、自身のコピーを残すウィルスは昔からあるし、それらのいくつかは、既存のウィルス駆除ソフトでは除去はおろか検出もできないものもあるようだし…。利用者や利用環境が限られているうちはいいが、対応環境も増えてくれば自然と局所的な感染も…。(爆発的に広まったことがないので、ほとんどのウィルス対策ソフトメーカーは、それらのウィルスのサンプルをほとんど持っておらず、ワクチンの準備はおろかパターン型のウィルスチェックに引っかからないのが現状。)…●参照リンク○INTERNET Watch-USBメモリ経由で感染する「オートラン」被害が継続、トレンドマイクロ ちょっと違うけど(オートラン型は検出も感染を食い止めるのも実は簡単)、無意にUSBメモリなどのフラッシュメモリデバイスを、PCに挿さないほうがいい。 あまり話題にならないが、ReadyBoostで使ってる時にだけ機能するものもある。詳しく知らないけど、このタイプの一部は、特殊なウィルス駆除ソフトでないと完全には駆除できないうえ、ノートやデスクトップには、ReadyBoost用メモリが本体内にはじめから取り付けてあって、筐体開けないとメモリーを取り外せないようなものもあるので、いろんな意味で大量感染した場合は厄介だ。(最近、業務で使うPCにUSBメモリやSDカード、ポータブルHDDなどを、許可なく接続させない企業もある。常駐型やネットワーク型のアンチウィルスソフトでは、絶対駆除できないタイプのウィルスが、今後のトレンドかもしれない・)