ブラジルの観光・サンパウロを歩く
さて、サンパウロに戻って街をぶらぶら。まずは東洋人街のリベルダージへ行ってみる。意味も無く鳥居が立ち、ボンボリ風の街灯が並んでいる。週末は屋台が出ていて観光客で賑わっていて活気がある。元々は日本人移民が集まっていた日本人街だが、近年は中国系、韓国系も店を出しているので東洋人街と呼ばれている。治安も悪化しているとか。日系人スタッフも夜に強盗にあったらしい。夜は車で移動した方がいいとのこと。さて、僕が訪れたかったのはお寺。禅寺のようだ。寺社巡りをする人間として、どんな感じなんだろうと興味を持ち訪ねてみたが、日本と全く変らない。法事が行われていてご本尊は拝めなかった。日本人のお坊さんと暫く話し込んだ。土地は変っても信仰は変らないようだ。昼ごはんはここの定食屋でカツどんを食べた。味は特に書くほどではない(笑)地下鉄に乗って美術館へ行く。地下鉄は危ないと言って駐在員は使わないらしいが、危険は無かった。日本と違うのは、車両間の移動が出来ないこと。泥棒が隣の車両に逃げないようにと思っているのか?通路にも座席を設置して座る人数を増やしたかったのか?美術館はヘンテコな造り。吊り天井で2階、3階にギャラリーがある。こちらも週末だったので、がらんどうの1階ではノミ市が開かれていた。よく言えば西洋アンティーク、本音を言えばガラクタばかり(笑)常設展は西洋絵画が40点ほど、有名どころピカソ、ルノワール、マネなどなどの絵もあるのだが何故か今一。後から人に聞くところによると、有名な画家の無名な絵があるので知られているとか。残り50点はブラジル現代アートの特別展でスルー。地下もあり、日本人の個展を開いていたが、こちらもスルー。ショッピングセンターの脇にお地蔵さんならぬ、マリア様を発見。取り敢えず手を合わせておこう。うーん、サンパウロは見所が少ないなーーー。皆何して過ごしているんだろう???駐在員に聞いてみたら、主にゴルフだそうな。。。ブラジルの仕事も終わり、経由地NYへと向かう。