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知的漫遊紀行

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Ryu-chan6708

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2009.08.09
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カテゴリ:読書感想


                     
                                
仮想儀礼(上)

:どこかの書評で好評だったので、図書館に予約しておいたのが、ようやく上巻だけが俺の順番に来た。
  上下2巻の長編なので、図書館で借りるときは、上巻と下巻の間がかなり空くのは仕方がないね。

A氏:何が主題の小説なのかね。

図書館のホームページの要旨によると

  「信者が三十人いれば、食っていける。五百人いれば、ベンツに乗れる-作家になる夢破れ家族と職を失った正彦と、不倫の果てに相手に去られホームレス同然となった矢口は、9・11同時多発テロで、実業の象徴、ワールドトレードセンターが、宗教という虚業によって破壊されるのを目撃する。
  長引く不況の下で、大人は漠然とした不安と閉塞感に捕らえられ、若者は退屈しきっている。
  宗教ほど時代のニーズに合った事業はない。
  
古いマンションの一室。借り物の教義と手作りの仏像で教団を立ち上げた二人の前に現れたのは...。
  二十一世紀の黙示録的長篇サスペンス。」  

 とあるね。  

  読んでみると、21世紀の黙示録というほど大げさな内容ではないがね。
  良識が必要だということかね。
  しかし、サスペンスのように惹き付けられ、3日くらいで一気に読んだね。
  なにせ、上巻だけでも4百数十頁あるからね。

  上巻は、次第に宗教団体として成功していくストーリー展開だけれど、上巻の終り近くに危機が発生する。
  そこで、上巻は終り。
  後は下巻のお楽しみだね。
  2ヶ月程度は間が空くのではないかね。

  それにしても、著者日本の宗教団体をよく調べて、想像をふくらまして、この小説を書いたんだろうが、今度の衆議院選挙に「幸福の科学」が「幸福実現党」を結成し、全選挙区で立候補者を立てたていることまで、著者は想定しただろうかね。
  しかも、公約には「北朝鮮の核ミサイルから守ります」とあることも想定しただろうかね。

 






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Last updated  2009.08.09 09:18:35
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