シュラフカバーのシームシールを修理してみた
先日、久しぶりにソロキャンプにでかけたワタシであったがシュラフカバーのシームシールが加水分解で見るも無残に剥がれていました。(;´д`)トホホ…まぁ、30年も前の物だし夏に家族でキャンプした時にテントのシームシールがボロボロになっていたのでシュラフカバーのシームシールがボロボロになってるのもある意味予想はしていたのであるが・・・・・シームシールとは防水テープとも言われるいわゆる水の侵入を防ぐもの。例えばテントとかは雨が降っても水が染み込まない生地でできているが何もしないと、生地の縫い目から水が入ってくる。シームシールとは縫い目の穴をつぶして水の侵入を防ぐ為の物だ。古いテントに関しては、新しい中華テントを買ったので喫緊に修理しないといけないって事はない。家族でキャンプに行く時は絶対に雨の降らない日に行くだろうし雨さえ降らなければシームシールに出番はない。(笑)だが、シュラフカバーは違う。ソロキャンプでも使うだろし、今度の中華テントはシングルウォールなので結露の心配がありシュラフ(寝袋)を濡らさない為にもシュラフカバーの重要度は高い。ワタシの持っているシュラフカバーは30年前の古い物だが生地にゴアテックスが使われている高級品。ここは修理する事にした。まず、古いシームシールを剥がす。加水分解しているのでひっぱるだけでボロボロと剥がれてくる。ただ剥がれた跡がにちゃにちゃなので、無水アルコールでにちゃにちゃをきれいに拭き取る。これが新しいシームシール。このように剥がしたシームシールと同じ場所に貼っていく。後はあて布をした上でアイロンをかけていく。画像はシームテープを半分だけアイロンをかけたところアイロンをかけると熱で溶けて透明になり密着している。これで縫い目の穴が潰れて水は入ってこれなくなる。最初は要領がわからず手間取っていたが、段々慣れてきた。それでもシュラフカバーの縫い目を潰すのに1時間以上かかった。(;・∀・)画像はポケットの縫い目部分。自分で言うのもなんだが、そこそこマトモに仕上がったと思う。ってな、訳で完成。古い物だが、まだまだ使えるだろう。実はワタシのシュラフカバーハミックス社のハミングバードという製品。30年前に登山店で買った物だと思うがあまり聞かない会社名だ。どこかのバッタ物かと思っていたが調べてみてびっくりなんと、日本で最初にレインウエアー(合羽)にゴアテックスを採用した老舗のブランドで現在では自衛隊にも商品を供給しているという道理で30年経った今でも造りがしっかりしていると思った。シームシールを張り替えて復活したシュラフカバーこれからも大事に使っていこうと思う。って、シームシール張りに自信がついたので時間があればテントのシームシールの張替えもやってみようかな。(^^;