カテゴリ:誘水日記
ゴールデンウイークとひとかたまりのものとしてとらえられているけど、
それぞれの日には、 休みになった意味がある。 4月29日は昭和の日。 天皇誕生日の方がなじみがあるけど。 みどりの日という時期もあった。 たまたまただけど、 ぼくは、昭和について考え、原稿を書いた。 「昭和の時代」や「昭和史」という本を参考にしたが、 本当に激動の時代だった。 5月3日が文化の日。 5月4日がみどりの日になっていたとは知らなかった。自然に親しむ日だということらしい。昭和の日に押し出されてここへきたみたいだ。 そして、今日5日が子供の日。端午の節句だ。 古来からある祝いのようだ。 ものの始まりを祝うということらしく、 五穀豊穣であり、 子供が健やかに育つことを祈念するものだろうと思う。 鯉のぼりを上げてお祝いするのだが、 このごろ、 あまり見かけない気がする。 我が家の隣は、 大きな鯉が気持ち良く泳いでいて、 見ているだけでも子供の日って気がしてくる。 今日は、 東松島の海岸でも、 たくさんの鯉のぼりが上がるらしい。 弟を津波で亡くした高校生が、 泥のなかから、 彼が大事にしていた鯉のぼりを見つけ出したのがきっかけらしい。 青い鯉は、 家族を意味するそうだ。 これを、 たくさん被災地に上げて、 家族のことを思おうということらしい。 今回の震災で、 子供さんを亡くした人がたくさんいる。 心の傷は、 どんなにか深いものだろうと、 想像するだけで、 胸が痛くなってくる。 どんな気持ちで子供の日を迎え、 ゴールデンウイークを過ごしているのだろうか。 去年の今頃は・・・と、思ってしまうだろう。 去年の今日、 99歳のおばあちゃんが亡くなった。 えっ、もう1年もたったのと思ってしまう。 来年の今頃は? ぼくは何をしているのだろう。 被災者の方々はどうだろう。 原発はどうなっているのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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