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shchan_3@ Re[3]:教育評価と特別支援 「基礎知識+実践」を学ぶ(04/15) 渡辺敦司さんへ >こういう校内論議こそ…
渡辺敦司@ Re[2]:教育評価と特別支援 「基礎知識+実践」を学ぶ(04/15) >「探究し考察することで対象への関心を…
渡辺敦司@ Re:教育評価と特別支援 「基礎知識+実践」を学ぶ(04/15) >おっしゃる通りだと思います。そのよう…
しょう@ Re[1]:教育評価と特別支援 「基礎知識+実践」を学ぶ(04/15) 渡辺敦司さんへ ていねいなcommentあり…

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2011.04.07
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 先月、城内先生(ウロコ先生)がお亡くなりになりました。〔ブログ:『学びの泉 ~五目スパゲティ定食~』
 本当に残念です。とりわけ身近に接していらっしゃった方々の寂しさは想像に余りあります。
 遠くからですが、先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


 私は、城内先生の実践しておられたことは、まさに未来を創っていく活動であり、「最後までご本人の意識は未来に向かっていたのではないか」、想像というよりほとんど確信しています。だからこそ、私自身、城内先生からの学びを整理しなおして受け継いでいきたい、と考えているのです。

 さて、 「道草学習のすすめ」(2005年10月25日)でブログ主の信谷氏は、城内先生を中心とする「考える学習をすすめる会」の活動について次のように書いていらっしゃいます。

>なんといっても、一番の驚きは「勉強応援掲示板」です。
(・・・)
>だって、塾の先生にとって、各教科の教え方は公開するものではなく、ひっそりと磨くものなのです。それをネット上で公開すると言うことは、ライバル塾に自らの手の内を明かしていることにもなります。
(・・・)
>どうやら、商売というよりも、本当の学習のあり方の普及を目指しているのかもしれない。
>そう考えると、始めに抱いた疑問がすべて解消できます。
(・・・)
>あの場で答えるということは、観客がいる前で公開授業をしているのと同じ事なのです。


 目的のすべてが「本当の学習のあり方の普及」だったわけではないようですが、ウロコ先生は、「勉強応援掲示板」だけでなく、ご自身のブログで(遊び心を入れつつ「手の内」をあかしながら)そのような実践を進められたのだ、とも言えるでしょう。

 そのようなウロコ先生の問題意識について、信谷氏は2011年03月31日の記事でも紹介していらっしゃいます。

>やはり一番話題として多かったのは、
>本来は当たり前の「考える学習」がなされておらず、
>目の前の得点を上げるためだけの表層的な指導が
>学校や塾で蔓延していることに対して
>かなり強い危機感を感じておいででした。

 だからこそ、「考える学習をすすめる」ために力を尽くされたのでしょう。(ただ、激務の中でも遊び心や周りへの配慮を忘れないご様子、お人柄はブログ記事からも伝わってきました。)

 さらに、そのような実践の先には「誰もが生ききやすい社会」がしっかりと展望されていたのではないでしょうか


 僭越ながら、ウロコ先生のブログに書かせていただいた私のコメントに対する返信や、拙ブログにいただいたコメント(社会や政治にかかわる内容も多くありました)をご紹介しながら、ウロコ先生から学ばせていただいたことを整理しなおし、読者の皆さんとも一緒に考えていけたら、と考えるのです。

 以下は2010年10月27日、ウロコ先生から拙ブログにいただいたコメントです。

 昨日もウチの高3生(政経選択)と話したのですが、“全てが自己責任とするから頑張れるのか?”それとも“いざというときの外部的保障 (ため〔→注〕) があるから頑張れるのか?”の問題。
 アメリカ型福祉と北欧型福祉の違いにとことん行き着きました。

 前者は湯浅氏の言葉を借りれば「滑り台から落ちないために」、「いわゆる負け組にならないために」、常に悲壮感と向き合っていなければならず、生きることを楽しむ、皆が共存共栄するなんて言葉はいわば綺麗事ですね。

 後者の立場からすれば、一人ひとりにあらゆる「ため」がない、つくれない社会は(・・・)「社会」としておかしい。そんな社会はけっして全体として強くはなれない。絆も生まれない。
「議論(お互いを認め合い、良い方向を探る)」と「討論(相手を打ち負かす)」の違いということも話題に出ました。日本人はインテリであるないにかかわらずすぐに「討論」の方向に向かってしまうか「引きっぱなし(傍観者)」に行くか二者択一傾向が強いように思います。

 湯浅氏は大学時代からある意味大学での授業をそっちのけで「貧困者」支援活動に没頭してきたので、今回のしょう先生がまとめてくださったように切実に感じられたのでしょう。
市民社会のルール」という言葉、いつも忘れないようにしたいと思います。
 貧困問題も、塾生という範囲に限られますが、昨日のように現社や政経の解説に絡め、理解を深める話し合いを高校生としていきたいと常々考えています。                                                    続く

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Re:城内(ウロコ)先生からの学び 1(04/07)   よっしーせお さん
そのとおりです。今こそ点数ではなく人間としての真の教育が必要でしょうね。ぽちぽち。 (2011.04.09 14:41:49)

Re[1]:城内(ウロコ)先生からの学び 1(04/07)   shchan_3 さん
 よっしーせおさんはブログ上でもウロコ先生をご存知なかったかもしれませんが、いろいろな意味で素晴らしい実践家だったと思います。

 塾業界のみならず、教育界全体にとっても大きな存在を失ってしまったわけですが、少しでもその志を受け継いでいけたらと思っています。 (2011.04.09 22:22:39)

ご心配おかけしました   吟遊詩人 さん
とりあえずDがウソばかりついていることだけはお知らせします。それにこちらのコメントは受け付けない設定になっています。クロゾーさんのコメント欄に書いたことでも私の文章であることにはまちがいありません。書名もされています。どうしてそれは無断転載してもいいということになるのかわかりません。全体的にDの曲解に同調している雰囲気なので大変失望しました。こちらからの質問などには一切答えないのももうすでにご存知のことだと思います。ちなみに私はコネで合格などというケチなことはしておりませんのでおまちがいなく。それにしてもいろいろとご心配をおかけして申し訳ありませんでした。申し訳ありませんでした。 (2011.04.15 01:43:05)

Re:ご心配おかけしました(04/07)   shchan_3 さん
吟遊詩人さん

>こちらのコメントは受け付けない設定になっています。

 それは、よろしくないですね。「正しい(適切な)批判の仕方」があるとすれば、「相互の批判も含めた実りあるコミュニケーションの仕方」もあるのですから。 

>クロゾーさんのコメント欄に書いたことでも私の文章であることにはまちがいありません。署名もされています。どうしてそれは無断転載してもいいということになるのかわかりません。

 失礼いたしました。引用して批判することは当然ありうると思いましたが、確かに「引用」ならば「誰の文章をどこからとってきた」ということを明記する必要がありますね。
 その点、問題があると言わなければいけません。

>全体的にDの曲解に同調している雰囲気なので大変失望しました。

 Dさんは(特に最初は)かなり怒っておられたようですね。その批判の激しさや「決め付けるような物言い」についてはさぞかし不本意な思いをされたことと拝察します。

 ただ、私がdolceさんの主張に賛成したのは、コメントでまとめた通り「一番根幹だと思われた一点に関して」です。おそらく吟遊詩人さんも後悔していらっしゃるのでは?と感じていますが、「たとえ“コネ系”の採用だったとしても・・・が大切だ」という言い方をしてしまうと、「採用が公正であるべきことは絶対であり、そのことについての意識が低い」といった批判の対象になってくると思うのです。 (2011.04.15 18:06:47)

続きです   shchan_3 さん
吟遊詩人さん

>ちなみに私はコネで合格などというケチなことはしておりませんのでおまちがいなく。

 「あなたや父上が不正なアクションを起こすようなことはありえない」、と私自身は確信しています。ただ、(私の場合も親が教員だったのですが)、「教育委員会が勝手な配慮をしてゲタをはかせるような事実」が万一あったとすれば、それは許されないことだと思っています。

 ですから、「わたしは“コネ系”でした」ということは決して言いません。
 しかし、当時は現実に○○競技協会の会長(県議)が教育委員会に教員採用にかかわって圧力をかけている、といううわさを聞いたこともあります。「結果の開示」も行われていませんでした。

 ですから、別の意味で私自身についても「勝手にゲタをはかせる」ようなことが100%なかったとは断定できかねます。正直な話、考えれば考えるほど不愉快なのです。

>それにしてもいろいろとご心配をおかけして申し訳ありませんでした。

 確かにこの間のやり取りは気になっていました。実はウロコ先生も「クロゾーさんとDさんのやりとり」が実りあるものになっていないことを気にしていらっしゃったのです。
(2月下旬のことですが・・・)

 しかし、あなたは、自己省察の力、そして素晴らしい実践力を持った方だと思います。ブログ村から離れられても「歴史に生きる個人」として元気に力強く活躍されることをお祈りいたします。 (2011.04.15 18:11:30)

教育に   kurazoh さん
実りのない話があったら,ぜひこちらでもご紹介下さい。 (2011.04.15 21:59:14)

コネの話ですけれど   kurazoh さん
公務員が,企業マンにひけをとらないほどの~であることは犯罪を見るだけでも分かるし,だれでも想像すれば分かりやすいでしょう・・・一番やっかいなのは議員なんですよ。
民主党になって変わったのでしょうか・・・? (2011.04.15 22:16:07)

Re:コネの話ですけれど(04/07)   shchan_3 さん
kurazohさん

>一番やっかいなのは議員なんですよ。

 本県では、模範解答・採点基準を詳細に公表し、要請があれば結果を本人に開示することになっていますので、議員の口利きによって合否が左右されることは、ほとんどないでしょう。

 少なくとも片山前知事の就任後、「昔のような話」は耳に入ってきません。(「口利きを断固はねつけた」という噂は聞きましたが・・・)

 全国の詳しい状況はわかりかねますが、大分の事件以降、受験者の要請に応じて「結果を開示する」という流れではないのですか? (2011.04.15 22:32:22)

受ける前に   kurazoh さん
情報を知っているかどうかはどうやって判断しますか? (2011.04.15 23:37:21)

Re:受ける前に(04/07)   shchan_3 さん
kurazohさん

 受ける前に(教育委員会が)自分に関わる情報を知っているかどうかの「判断」は(受験者本人には)できませんね。想像はできますが。

 臨時採用(講師)として勤めている場合、受ける前にある程度のことは(校長から教育委員会へ)伝わっているでしょう。 (2011.04.16 06:29:05)

そのことではなくて,   kurazoh さん
問題が漏れるリスクの話です。

論文はテーマがもれると準備がしやすくなりますよね。 (2011.04.16 22:16:28)

Re:そのことではなくて,(04/07)   shchan_3 さん
kurazohさん

 採用試験のデータが盗まれたといった場合は当然大騒ぎになりますね。そのような場合以外で問題が漏れるというのは「教育委員会が意図的に漏らす」ということですか?

 そのようなことは考えもしませんでした。そこまで考えれば、高校入試問題も不正に漏らされることがありうるわけですね。
 東京ではそのようなことがあったのですか!?
 もしそうなら、内部告発をしてでもきちんと膿を出す必要があると思います。 (2011.04.17 22:21:48)

>東京ではそのようなことがあったのですか!?   kurazoh さん

思考レベルがdolceさん並になってしまいましたね。

だから,「どうやって判断しますか?」とうかがっているのです。

関係者どうししか知らないことは,他の人間には分からないでしょう。東京に限った話ではありません。

しょうさんは人事部の仕事をご存じないですか?
(2011.04.18 22:19:28)

Re:>東京ではそのようなことがあったのですか!?(04/07)   shchan_3 さん
kurazohさん

 判断できない、不正の可能性をゼロと断定できない、というのはわかりますよ。

 ただ正直、思いもよらぬ質問が(「一番やっかいなのは議員なんですよ」)というあなたから発せられたので、びっくりしただけです。

>しょうさんは人事部の仕事をご存じないですか?

 採用試験など、本県では教育委員会の管理係が担当しています。「まさか問題が漏らされてはいないだろう」と思っていますし、他の都道府県でもないことを信じたいです。

 日本全国どこであれ、もしそのようなことがあったとしたら大変な問題ですね。 (2011.04.19 20:44:27)

それは大変な問題に決まっています   kurazoh さん
>もしそのようなことがあったとしたら大変な問題ですね。

どうやって真実のあるなしを確かめることができますか?

これは,「ないことを信じる」しかないでしょう。

しかし,指導力不足教員・・・試験に受かっているのに,受かっていないもの(講師をするしかない)より授業が下手,仕事はできない,コミュニケーション能力がない,こっちの方はすでに「見えている問題」です。

その問題性をひたかくしすることになぜそんなに熱心になる必要があるのですか??? (2011.04.19 22:12:39)

Re:それは大変な問題に決まっています(04/07)   shchan_3 さん
kurazohさん

>どうやって真実のあるなしを確かめることができますか?
>これは,「ないことを信じる」しかないでしょう。

 そうですね。ただ、そのような質問があったことに「びっくりした」のは私だけではありませんでした。

>しかし,指導力不足教員・・・試験に受かっているのに,受かっていないもの(講師をするしかない)より授業が下手,仕事はできない,コミュニケーション能力がない,こっちの方はすでに「見えている問題」です。

>その問題性をひたかくしすることになぜそんなに熱心になる必要があるのですか??

 私が問題をひた隠しにしましたか?? 採用が公正に行われるべきこと、「より公正な採用にむけての“改善点”」など私が知りえたことは示しましたが・・・。

 それは、現状がよりよいものになっていくための(少なくとも)条件の一つでしょう。

 指摘されたような問題点は(あなたほど知っているわけではないでしょうが)実感したことはあります。逆に、近年採用された人はなかなかいいな、と感じることも・・・。

 いずれにせよ、現場にいて採用方法を劇的に改善するということは、およそ無理ですので、「どうすれば力が高まっていくか」を意識しながら職場作りをすることが大切と考えています。例えば

http://plaza.rakuten.co.jp/shchan3/diary/?ctgy=26

 ちなみに私の職場でも、昨年度「教科・学科の枠をこえて全員が参加する授業研究会」が実現できました。とりあえずは、そのような取り組みを地道にやっていくことかと・・・ (2011.04.20 19:57:55)

よい研究会ですね   kurazoh さん
そういう研究をずっとしてきているのが私の学校です。
本も数多く出ていますが,それを紹介すると私がだれだか分かってしまい,ブログの趣旨通りの発言ができなくなってしまうので,どうかお許しください。
どこかで書きましたが,実践を紹介すれば,もうそれだけで個人が特定されてしまうのが私です。 (2011.04.23 22:58:25)

Re:よい研究会ですね(04/07)   shchan_3 さん
kurazohさん

>そういう研究をずっとしてきているのが私の学校です。

 そのような取り組みをどのように広げていくか、大切なことですね。流れはできつつあるようにも考えていますが・・。 (2011.04.28 22:52:56)


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