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テーマ:ひとり言・・?(18174)
カテゴリ:笑えます!
「や、やめてくださいっ!」
「そんなこと言わないで、じっとしてろ!」 私は彼女に怒鳴った。 「だいたいお前が俺の家にノコノコついて来るからいけないんだョ」 「ゆるしてください」 彼女は嘆願したが、私を止めるのものはいなかった。 人間は時として理性を失い、本能のままに行動する。 外見や他人が思う自分とは違う自分が、必ず誰の心の中にも存在する。 そして、ふとした瞬間その悪魔が心の奥から表面に滲み出てくるのだ。 「やめてください!やめないと大声出すよ」 「出せるもんなら出してみろ!」 私は口角を上げ、少しニヤニヤしながら彼女を嘗め回すように見つめた。 遂に私は身も心も完全に悪魔に変身した。 感情を押し殺し、ただ本能のまま欲望の赴くままに行動する。 もう後戻りはできない。さて、今からじっくり楽しませてもらおう。 それでもやはり、私の中の理性が必死に本能に挑みかかった。 理性とはそのようなものだ。欲望が大暴走するのにブレーキをかける役割。 人間の歴史と文化の発展は、理性の獲得のプロセスと連関しているのかもしれない。 私は彼女の体に手を伸ばす。 彼女はもはや抵抗をやめた。 上目遣いで嘆願するような眼差しが、私の本能をさらに増幅させる。 着ているものを一枚一枚ゆっくりと楽しむように脱がせる。 服の下からやがて真っ白な素肌があらわになる。 生まれたまんまのすがたの彼女。つやつやと輝く肌。 私はいったん動きを止め、彼女をそのまま放置した。 「これからどうしようというの?」 彼女は、弱弱しく声にならないような声でそう呟いた。 私は額の汗を拭う。 無表情なまま、私は彼女に襲いかかる。 「い、いやっ…」 彼女の体の内側から白い液体がジワジワと湧き出してきた。 最初はあんなに嫌がっていたのに、どうやら彼女は反応し始めたようである。 やがてそのネバネバとした白い汁は、私の手にも触れた。 私は親指とひとさし指で、彼女から湧き出してくる白い汁を転がした。 ゆっくりと優しく時には爪を立てて、私はその隠微な汁をその部分に広げた。 それでもなお、泉のようにそこから湧き出してくる。 「どうやらその気になったようだね」 私は意地悪く彼女にそう囁いた。 さて、これからジックリ楽しませてもらおう。 その時である。私の心の中で、ある変化が起こったのだ。 予想だにもしなかった感情。 本能を押しのけて、理性が私を支配し始めたのだ! 私はふと我に返った。 目の前には涙を浮かべて生まれたまんまの姿で横たわる彼女。 お、俺…何してるんだ! 後悔の念と、懺悔の気持ちが一気に押し寄せ、私は涙を流した。 きっとこれは夢なのだ。 欲望が実像のように、私の脳裏にストーリーを生み出しただけなのだ。 私は頬をひっぱたいた。痛い。 残念なことにこれは夢ではなかった。 とすれば、何かが私に憑依し、行なわせたとでも言うのか。 「ゴメン…」 私は彼女に呟いた。 謝っても許されることではないことはわかっている。 彼女は黙って涙を流している。 私の涙も止まらなかった。 「アナタ、たまねぎの準備できた?」妻が言った。 「早くしてね」 「わかってるよ」 さて、たまねぎの次はジャガイモを剥こうとするか。 カレーの下ごしらえはたいへんなのである。 ←←←ポチっとな! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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途中で分かりました。やったね。
おいしいカレーちゃんはできましたか? (2007.03.28 17:54:03) |