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カテゴリ:~2006年 映画・ドラマ
☆トラフィック☆(2000)
スティーブン・ソダーバーグ監督 マイケル・ダグラス キャサリン・ゼタ・ジョーンズ ベニチオ・デル・トロ 「エリンブロコビッチ」のソダーバーグ監督が、メキシコとアメリカを結ぶ麻薬ルートを巡るさまざまな人々を描いた。 巨大な麻薬コネクション「トラフィック」をめぐって繰り広げられる3つの物語。 メキシコ、麻薬密輸現場を監視する警官ハビエール(デル・トロ)は、サラサール将軍に協力して麻薬カルテルの一味を壊滅に追い込む。 アメリカ、新しい麻薬取締最高責任者に任命されたロバート(ダグラス)は、麻薬犯罪の撲滅に力を注ぐ。 アメリカ、仲間に裏切られ裁判にかけられる事になった麻薬の元締め、その妻(キャサリン)が夫の窮地にとった行動は・・ こうやって、大まかにまとめると、ウン、わかるわ。 キャサリン・ゼタ・ジョーンズは、マイケル・ダグラスの奥さんなんだね~~。このときはちょうど妊娠中で、妊婦姿を披露している。 キャサリン演じる、麻薬の元締めの奥さん。 夫が警察につかまり、戸惑い、怒り、失望する。 面会に行き 「カードも使えない、お金も無い、友達も居なくなってしまった。 私を元の生活に戻して!」 そして彼女が子どものため(おなかの子ども以外にもう一人子どもが居る)、自らの生活を取り戻すため、変わって行くのだ。 強いね!決意の程は、顔に表れるね。 切羽詰っているから、余計にね~。 さて、マイケル・ダグラスのほうは、仕事に燃えているのだけど、家庭では娘が麻薬づけだ。 世間体をどうやってごまかすのかな・・と思っていたのだけどね。娘と父親との関係は、最期はあんなものでしょうね。 これテレビシリーズだったというのだが、テレビではここらへんの葛藤とか、娘の行動とかもっと描かれたのかもしれないなあ。 親の心子知らず、この心親知らず・・ですね~。 ベニチオの警官、あら、ちょっと細めだわ。でもでかい男だよね・・・(笑) 彼は、確かに言葉の演技よりも、しゃべらない演技がうまいね。 映像として、3つの色で、それぞれを分けているんだね。 メキシコってチリチリした感じ。黄色だ。 太陽がまぶしい、荒地がからから・・見ていても喉が渇きそう。 一番強烈な印象だ。 残りの色はそれほどイメージがわかなかった。 内容として、アメリカの麻薬って大変なんだなあという素直な感想。 以前、ジョニー・Dの「ブロウ」(麻薬王の自伝的映画)を見たんだけど、とにかく麻薬って儲かるんだね~~。 メキシコも外貨獲得として一番効率いいし、止められないかもね~~。 一つの組織をつぶしても、次から次へと出てくるし、また国の役人、警官、そういった職業の連中からして、その甘い汁を吸っているのだから。 ☆MEMORIES☆ 大友克洋の原作を三人の監督がアニメにした。 「彼女の想いで」 一番絵がきれいだ。 原作の漫画をもっと膨らませて、彼女の狂気をくっきりと! 原作は、もっとあっさりしている。 彼女は単なる失恋した女性だし。 こちらではオペラ歌手だからね。 大友さんの得意とする緻密な描き込みがすごいよね。 「最臭兵器」 これは面白いよね。 昨日は慌てていて、「最終兵器」だと思って書いたら「臭」だった。 新しく開発した薬を誤って飲んでしまった男が、まさに東京壊滅状態に陥れる「兵器」となってしまったという話。 あれ、やっぱりみんな死んじゃったんだよね~~。 しかし、笑っちゃうというか、大友さんらしい話だよ。 原作の漫画は読んでないなあ。どこに載っていたんだろうか。 「大砲の街」 この少年の顔、見たことがある・・・じゃどこかで漫画を読んでいるはずなんだけど、どれだかわからない。 町中が大砲で生活している。 「ところで、どこと闘っているの?」 子どもが聞くんだけど、 「それは大人になってからわかるんだ」とかお父さんに言われちゃうのだ。 実際、どこと戦っているのかわからないんじゃないのかな? 一緒に見ていた娘は、「これ訳わかんな~~い」 確かに、皮肉っぽい話だけど、私も、それほど面白いとは思わなかった。 ~~~~~~~~~~~~~ 今日はものすごい暑さでしたね。 外に出たら、チリチリしてましたよ。 まさにトラフィックのメキシコのようだ~~!!(笑) 今夜は、「老人Z」を楽しみにしてるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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