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カテゴリ:~2006年 映画・ドラマ
何故か、『穴』にまつわる映画3本まとまりました。(笑)
『穴』って障子の穴から始まって、どうも人間の興味は尽きないようで・・ ☆ぼくは怖くない☆(2003)(伊) ガブリエーレ・サルヴァトーレ監督 ジュゼッペ・クリステアーノ ストーリー 南イタリア、あたりいちめん麦畑が広がるのどかな田舎が舞台。 小さな村、そこの少年達は、廃屋で遊んでいた。 一人の少年ミケーレは、偶然そこに『穴』を見つけた。 そしてその『穴』で、見つけたものとは・・ ~~~~~~~ イタリアののどかな風景。 公式HPに行くと、何を見つけたか書かれているのだけど、この映画これから見られる方は、知らないほうが面白いかなと、書かない事にします。 すると、書くことも限られちゃうけど(笑) イタリアの夏、暑そうです。 家の中では、おっかさんも、子供達も、下着姿でうろうろ。 そんな中で、少年は、見つけたものを見に毎日その廃屋の穴に出かけていくのです。 そしてそれは大人達の関係も絡んできて結局村全体の話になるのです。 村と言っても5~6件しかないのですけどね。 少年ミケーレ、う~~んイタリア人らしい~~。 お尻とか、太もものたくましさとか(笑) (おばさん的感想か・・・) ちょっと大人になるとズボンだけど、少年たちは半ズボン。 『マレーナ』でしたっけ、あそこでも少年が、親に黙って長ズボンを作って怒られていましたっけ。 この映画のミケーレは、長ズボンを穿こうと思わない、まだ少年なんですね。 あ、マレーナを作った監督の作品でしたね。 道理で、南イタリアののどかな感じと、少年の使い方が良いと思いましたよ~。 少年がその発見をどう処理していくのか、みてもらいたいものです。 ☆穴 HOLES☆(2003) アンドリュー・ディヴィス監督 シガニー・ウィーヴァー ジョン・ヴォイド シア・ラブーフ ストーリー 靴を盗んだという濡れ衣をかけられたスタンレー(シア・ラヴーフ)は、あっさりと罪を受け入れ、矯正施設に行く事にした。 その矯正施設では、少年達は毎日一つずつ穴をほらなければならない。 穴掘り矯正には、実は深い意味があったのだ。 このスタンレー少年のひいひい爺ちゃんは、かつて呪いをかけられたという話が言い伝えられていて、このスタンレーの事件もこの呪いなんだと、家族はあきらめ顔。 この呪いの話と、『穴』の関係を上手く絡めて話は進んでいく。 ~~~~~~ これは、この矯正施設の所長役にシガニー・ウィバー。 少年たちを管理する指導員?にジョン・ボイド。 など、脇を豪華に固めています。 そして少年たちが、主役。 スタンリーと『ZERO』と呼ばれる少年の友情でもあります。 ディズニーの映画らしく、安心してみていられる、童話的な冒険映画。 何で穴をほるのかという謎と、少年の信じる呪いとが合わさって、面白かったです。 子供向けかなという気もしますが、たまにはこういう映画いいですね~~。 ☆女と女と井戸の中☆(1997) サマンサ・ラング監督 パメラ・レーブ ミランダ・オットー ストーリー 心理サスペンス。 父親と二人暮しのヘクターの元に、若い娘キャシーがやってきた。 家政婦としてだが、ヘクターは娘のような愛情を抱く。 やがて父親が亡くなり遺産が入った二人は、贅沢な暮らしをしていたのだが、ある日酔っ払ったキャシーは車で人を轢いてしまう。 おびえるキャシー、ヘクターはその男の死体を庭の井戸に放り込んでしまう。 ~~~~~~~~ オーストラリアの映画。 ヘクターは、キャシーにとって母親のような年齢なのだが、見ていると対等な関係だ。 前半、若い娘を迎え入れたヘクターは、彼女と話し、笑い、歌を教え、とても幸せそうだ。 しかし、見ていると、娘に対する愛情以上のものも感じないわけでもない。 微妙な感じ。 キャシーが同じ施設にいた友人に手紙を書いた。 会いたいという手紙を見ただけで、嫉妬を覚えている。 井戸に死体を投げ込んでからの二人。 特にキャシーの変化は、わ~サスペンスになるぞ!って感じなのだ。 でも・・・具体的な怖さはない。 ただ、キャシーの態度は、嘘か誠か、ドキドキする。 ヘクターの戸惑いと、混乱。 サスペンスとしてみると、まあまあって感じだけど。 女性二人の愛と、嫉妬、そして幻想的な狂気、したたかさ・・だね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[~2006年 映画・ドラマ] カテゴリの最新記事
穴、特集でしたか!(笑)
シガニー・フィーバーが、こんなほのぼのそうなものに出るとは意外ですね。 どうも、この人、最後に観たインパクトが強すぎて、、 「エイリアン4」のエイリアンと合体しちゃった姿。。 (2004.10.07 00:59:41)
「井戸」は見ました。
どろどろ感と、あの風景の暗さ。 見ていて寒くなる作品でした。 井戸って、怪談に出てくるイメージと 「リング」のインパクトが最近ありますね。 (2004.10.07 08:41:41)
「穴」つながり、、っていいねえ。
こういうチョイスすき好き。 「ぼくは怖くない」は、映像ののどかさと最後の衝撃と、印象に残る映画ですよね。 「穴HOLES」は、すごっく覚えてるんだけれど、アイデアは、なんとなく面白かったんだけど結果なんじゃこれっって思った記憶が。 でも、穴ってなんとなく魅力というか秘めたるものがあって、結構強く印象にのこるねえ~。 「マルコビッチの穴」も、あの穴の通り道までよ~く覚えてるしな~。 (2004.10.07 10:02:57)
>穴、特集でしたか!(笑) >シガニー・フィーバーが、こんなほのぼのそうなものに出るとは意外ですね。 >どうも、この人、最後に観たインパクトが強すぎて、、 >「エイリアン4」のエイリアンと合体しちゃった姿。。 うんうん!! シガニー・ウィーバーは、強いおばさんだからね~。 彼女の丸坊主頭の印象も強いよね。 ここでは、金髪のロングヘアー。 あ、でもこの所長って、怖い存在なんだよ。 ディズニー映画によくいる、悪役のおばさん。 面白いものに出てるなって思った。 (2004.10.07 19:10:34)
>「井戸」は見ました。
>どろどろ感と、あの風景の暗さ。 >見ていて寒くなる作品でした。 >井戸って、怪談に出てくるイメージと >「リング」のインパクトが最近ありますね。 割とこの映画、調べてみたら不評なんだね。 なんか、予告がホラーっぽい予告で、それにだまされたとか? 井戸は、暗くて中もよく見えず、ただ、その存在がこわ~~いって感じでしたね。 上手い使い方だと思ったな。 キャシーは現代っ子で、何か無軌道に何かしそうだし、ヘクターは年をとっている割に世間知らずで、しっかりしているようで何にも知らないって感じが危ういし。 こんな女二人が出ているから、ハラハラしちゃう。 そんな映画でした。 (2004.10.07 19:16:09)
>「穴」つながり、、っていいねえ。
>こういうチョイスすき好き。 珍しく、同じような題名が続いたので(笑) でも『穴』で検索すると映画の題名に穴は多いよね~~。驚いちゃった。 >「ぼくは怖くない」は、映像ののどかさと最後の衝撃と、印象に残る映画ですよね。 あの監督らしい、イタリアののどかな感じ。 少年を扱うとこの監督は上手いですね~。 >「穴HOLES」は、すごっく覚えてるんだけれど、アイデアは、なんとなく面白かったんだけど結果なんじゃこれっって思った記憶が。 呪いと、あの干からびた湖での穴掘りの謎、だんだん絡まってくるのは面白かったな。 で、ラストはあ~なるほど、ディズニーだ!って感じでした。 >でも、穴ってなんとなく魅力というか秘めたるものがあって、結構強く印象にのこるねえ~。 >「マルコビッチの穴」も、あの穴の通り道までよ~く覚えてるしな~。 ア!そうですよね、大事な『穴』を忘れていたなあ。 でも、私この『マルコビッチの穴』見てないんですよね。 またチャンスがあったら、見ます。 (2004.10.07 19:22:00)
いっちばん古典の「穴」は観てないんですが(脱獄ものの)、その後のこのディズニーの「穴/Holes」と、学園サスペンスモノの「穴」(うわ~響きがイヤらしいなぁ)←ソーラ・バーチが復讐するブス役のやつですね、
あと、「女と女と~」観てます。 穴は人間の心の暗闇のメタファーでもあるので、 どす黒い作品が多くなりますね。 ディズニーのは原作が児童文学だから明るいけどw (2004.10.08 22:19:39)
「マルコヴィッチの穴」もねw
不条理コメディ好きにはたまりません。 (2004.10.08 22:21:10)
>いっちばん古典の「穴」は観てないんですが(脱獄ものの)、その後のこのディズニーの「穴/Holes」と、学園サスペンスモノの「穴」(うわ~響きがイヤらしいなぁ)←ソーラ・バーチが復讐するブス役のやつですね、
うんうん、あれは私も見ました。 ソーラ・バーチの直接手は下さないけど、復讐ですよね。 恐ろしかったよ~~。 >あと、「女と女と~」観てます。 >穴は人間の心の暗闇のメタファーでもあるので、 >どす黒い作品が多くなりますね。 >ディズニーのは原作が児童文学だから明るいけどw どす黒い・・ホントそうですね。 『穴があったら入りたい』というけど、何かを隠すのには「穴』が必要不可欠(笑) ディズニーは、穴は穴でもかんかん照りの中での穴掘り。 開放的というか・・これまた過酷ですけど。 ディズニーらしかったので安心してみてました。 (2004.10.10 11:32:20)
息子もじき10才なので(あの子役ちゃんは12才ですね)
まぁブリーフいっちょ姿は見慣れてるんですが、 お母さん、娘にはスカートはかせろや、と思ったぞ(笑 冗談はおいといて、かなりシリアスでありながら、どこまでも愛に満ちた作品でしたね。 (2004.10.14 20:45:09)
>息子もじき10才なので(あの子役ちゃんは12才ですね)
>まぁブリーフいっちょ姿は見慣れてるんですが、 >お母さん、娘にはスカートはかせろや、と思ったぞ(笑 >冗談はおいといて、かなりシリアスでありながら、どこまでも愛に満ちた作品でしたね。 ルーさんちの息子さん、ブリーフいっちょでまだ飛び回りますよね(笑) そのうちトランクスにするか、ブリーフにするか・・本人こだわるんですよ~(笑) あ~下着話になってしまった。 でも、あのイタリアの夏、激しく暑そうで、今年も暑かったから、みんな下着姿ってわかるよね~~。 娘はまだ・・・小さいしなあ~~。 愛に満ちた・・うんうん、そうかもしれない。 少年はもちろん、あの村の大人達も・・・ (2004.10.14 23:26:57)
『因果応報』っていう、四文字熟語がつい。。
ワタシはなんだか、「にっぽんむかしばなし」みたいにおもっていました。 相変わらずディズニー映画のこどもたちは スゴイですねえ、唸っておりました、その演技。 タマネギ、食べなきゃね! (2004.11.06 01:10:36)
>『因果応報』っていう、四文字熟語がつい。。
>ワタシはなんだか、「にっぽんむかしばなし」みたいにおもっていました。 ああ、そうですよね! あの干からびたところが、かつて湖だった頃の話は、結構子供向けとはいえ、考えちゃいました。 そして、ひいひい爺ちゃんの巡る因果。 >相変わらずディズニー映画のこどもたちは >スゴイですねえ、唸っておりました、その演技。 >タマネギ、食べなきゃね! そう、たまねぎは、血液さらさらになるし~~♪ それにあんな役に立つなら、ぷんぷん匂うくらい食べなくちゃね。(笑) (2004.11.06 18:30:20) |
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