ようやく、
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005年/米国 原題:Harry Potter and the Goblet of Fire )を見た。
映画好きといいながら、水曜日とか毎月1日にしか映画館に足を運ばない私。。。
原作を読んでから2年近く経っていたので、読み直そうかとも思ったんだけれど、
gachaさんに、「読み直さなくてもいいのでは?」と言われ、細部などすっかり忘れているところもあるままチャレンジ。
ストーリーについては端折って、以下、“原作を映画化したもの”を見た感想を箇条書きに。
ネタばれしているのでご注意を!
・原作ではけっこうボリュームのあったクィディッチのワールドカップの試合のシーンが大胆にカットされていたのには驚いた~。伏線となる“移動キー”と、“デス・イーター”の登場、に焦点が絞られてて悪くなかったと思うけど、
ビクトール・クラム(スターニフラス・イワネフスキー)の活躍が描かれてなかったから、クラムの素敵さが伝わらず、タダの脳ミソ筋肉ガイに見えたのが残念。
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マッド・アイ・ムーディ(ブレンダン・グリーソン)、もう少し怖いというか威厳のある感じを期待してたのに、あの義眼は愛嬌がある感じでちょっと笑ってしまった。
威厳が足りないといえば、ダンブルドア校長(マイケル・ガンボン)!低音でゆっくりしゃべるとか、もっと工夫して欲しい。
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3つのタスクの映像化は迫力があった。特に、ドラゴン。原作では
ハリー(ダニエル・ラドクリフ)はここはけっこうすんなりクリアしたはずだったと思うけど、映画内のドラゴンは強敵。クィディッチをカットしたのは、これがあったからなのかも。
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スネイプ先生(アラン・リックマン)が笑いを取るシーンに出ててなんか微笑ましかった。あと、
ロン(ルパート・グリント)の双子の兄貴たちも、私の原作のイメージどおりでいい感じ。
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ハリーの入浴シーンはサービス?すっかり大人になってたねぇ・・・しかし、
ハリーの眼鏡は文字通り“魔法の眼鏡”。水の中でもへっちゃら!(笑)
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トビーとその友達の屋敷しもべが出て来なかったのが残念。
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ホグワーツ魔法学校、いつの間にあんなに国際色豊かになったんだろ?。インド系、黒人の生徒がたくさんいたけど、前3作ではそんなにいなかった気が。
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ヴォルデモート卿復活の場面は面白かった。ここはちゃんと説明もされてたし、原作を読んでいない人もまあ理解できたのではないだろうか。さっきも書いたけど、
ストーリーのメインをここに持ってきているのが、大作を短くまとめるのに成功した要因だと思う。
評価は、
★★★☆ (3.5 / 満点は5つ)
おおむね満足だったけど、やっぱりストーリーがわかっているものを見るっていうのは新鮮さに欠けるので、評価は低め。