久しぶりの映画鑑賞。
公開からずいぶん経っていて、遅ればせながらではあるけれど、周囲のみんなが観た方が良いと薦めてくれたので、
『チェンジリング』(2008年/米国 原題:Changeling)を観た。
1928年3月。LA郊外に9歳の息子
ウォルターと2人で暮らす
クリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)が仕事から帰ってくると、息子の姿が見えない。行方不明になった息子の捜査を警察に依頼して5ヵ月後。息子が見つかったとの知らせを受けるが、
クリスティンの目の前にいたのは別人だった。
自分の息子ではないと言う
クリスティンの声に警察(LAPD)は耳を貸さない。当時のLSPDは汚職にまみれ市民からの評判も悪かったので、この事件を美談にしようとしていたのだ。それでも諦められない
クリスティンは、警察の不正を正そうとうする牧師(ジョン・マルコヴィッチ)の力を借りてさらに
ジョーンズ警部(ジェフリー・ドノヴァン)に食い下がると、ついには精神病院に放り込まれてしまい・・・
実話をもとにした、クリント・イーストウッド監督作品。
以下、感想を箇条書きに。
・自分の息子じゃないことを、母親が一番わかるはずなのに、警察が彼女の声を聞かないことには本当に腹が立った。身長がそんなに簡単に縮むか!!!
・替え玉を用意した警察にもビックリだけど、それ以上に驚いたのは、
(ネタばれ反転)この事件の裏にあった連続誘拐殺人事件(ここまで)。こんなことが実際にあったなんて。
・アンジェリーナ・ジョリーはいい演技をしていたと思うけど、どーしてあんなにメイクが濃いのか?途中で、『妖怪人間ベム』のベラに見えて仕方なかった(汗)。
評価は、
★★★★ (満点は5つ)