テーマ:猫のいる生活(136644)
カテゴリ:『猫のいる生活』
今朝は6時半に眼を覚まします。
我が部屋猫〈かふん〉は外へ出たがり、ドアを開けると直ぐに飛び出して行きます。 昨日はメールの整理に手間取り、眠ったのが午前1時を廻っていましたので、すごく眠く感じます。 タバコを数本ふかし「抗うつ剤」、「糖尿病薬」、風邪の「抗生物質」を立て続けに飲み、何とか気力を振り絞ります。 昨日、宅配してくれるスーパーマーケットで購入した「卵チーズ入りコッペパン」を3つ食べ始めます。 豆乳を飲んでようやく出勤する気力が現れました。 着替えのために母屋に行きます。 昨夜、知らないうちに母屋に戻っていた「猫神」は、食卓の彼女専用の椅子の上で、膝に「レタス」を乗せ、昨日に引き続きコートを分解しています。 何時かは組み立て(縫製?)し直されることにイチイの望みを託しながら、無理をしないように言って、流星号part2(a-BIKE)に跨り出勤です。 何時ものように満員電車に揺られて職場に着きます。 午前中は、メールの整理や「官庁速報」を熟読して過ごします。 食堂でお昼を食べ、職場の他課の課長がコーヒーを奢ってくれるというので、ノコノコ付いていきます。 以前、同じ職場にいたことのある温和な方ですので、こちらまでノホホンとして非常に心地良い午後の一時です。 午後からは、「新聞スクラップ」の決裁を熟読し、簡単な仕事が1件と調査物の仕事が1件廻ってきましたので、気が付くと時計が、4時55分を指しています。 喫煙室にタバコを吹かしに行って、5時20分に上司や同僚に挨拶して帰宅します。 発駅に着いて、メールの確認をすると「猫神」からのメールが見当たりません。 自宅に電話をしますが、何度コールしても出ません。 「絶対に寝ているに違いない」と確信して急行列車をベンチに腰掛けて待っていると、海外への個人旅行に引きずり込んだ元凶、出川氏(仮名)と、またバッタリと顔を合わせます。 一緒に電車に乗り込み出川氏の「岐阜は洞窟が多いので、洞窟の中に面白い仏像が沢山ある。阿修羅像と愛染明王像が合体したものとか、洞窟中一杯の仏像とか。不気味で面白い」とお寺参りの有難いお話を伺います。 「『家の一番大きな猫』も絶対一緒に行きたいと言ってます」と前回のお誘いについて答えると、4月中に必ず行こう。行こう。となりました。 京都の八瀬や大原の話になり「以前、『家の一番大きな猫』と一緒に大原の三千院に言った時、『厄落とし』の案内があったんですが、『家の一番大きな猫』は『厄落とし』は嫌だと拒んだのでそのまま帰りました。」 「でも、その後、氏子になったバカリの氏神を負かしてしまう程の彼女の『厄』ですから、その時、『厄払い』をしていたら、今頃、三千院は無くなっているかも知れません」と言って二人で笑っておきました。 日本有数の文化財が『灰』にならなくて良かったと半分本気で信じています。 「また決まったら連絡する」と言うことで出川氏と別れます。 着駅から、近頃少し明るくなった田舎の一本道を、流星号part2(a-BIKE)に跨りノタノタと自宅を目指します。 着替えのために母屋に入ると、「猫神」は、食卓の彼女専用の椅子の上で、膝に「レタス」を乗せ、幸せそうに眠っています。 明日、急に彼女の姉が来ることになってしまって、大急ぎで母屋を片付けたら眠くなったそうです。 部屋に新聞と流星号part2(a-BIKE)のバッテリーを運び、宅配された「野菜タップリお弁当」を持って母屋に戻ります。 2勤で弟はいませんから「猫神」と二人一緒に夕食です。 「猫神」お気に入りの米国製アニメには少し早かったのか久しぶりにNHKのニュースを見ます。 職場で「官庁速報」を数時間かけて熟読していますので、TVニュースも新聞も数日前の古い情報のような不思議な気分です。 〈かふん〉が何時もの通り「杉の花粉」の前にチョコンと座ります。 「揚げカニカマ」を前に置くと放ったらかしにして、他の猫に譲ります。 人間(猫?)が出来てきたのかと感心します。 次に少し身の付いた「シャケの骨」を前に置きます。 勢い込んで食べ始めます。 最後に少し身の付いた「シャケの皮」を前に置きます。 他の猫を睨みつけながら独り貪っていました。 人間(猫?)は出来ていなくても弱肉強食は覚えたようです。 突然、電話が鳴り響きます。 親戚の伯母さんからです。 どうも、伯母さんの知り合いが我が家の近所にいるようで、今日、伯母さんが買い物をしている時に心配そうに話したそうです。 「『杉の花粉』の家が昼間でも真っ暗で人の気配がしない。 旦那も奥さんも近頃見たことが無い。 リストラされて鬱々と生活しているのかと心配している」と。 思わず大笑いしてしまうと伯母さんは安心したのでしょう。 「家の息子の会社でもリストラ、リストラと騒がしいので、リストラされたかと本当に心配した」と続けます。 「うつ」は「うつ」ですけれど、「鬱々」はしていませんと答えると大笑いしてました。 心配していただけるのは、大変有難いことです。 でも、十数キロ離れただけで、話が大分コンガラがって伝わっています。 「「猫神」の親の知り合いが近所にいたらどうなっていたか」と後から「猫神」と二人で大笑いしました。 家のキャッチフレーズは「明るい『うつ』家庭」です。 開き直って生きていますので、結婚した時よりも夫婦仲は良いのかも知れません。 「こら〈レモン〉!仏壇の横でオシッコするな。」 「〈かふん〉仏壇の上に飛び乗るな!」 「猫神」が一所懸命に片付けた部屋を12人の猫が、それぞれ好き勝手に荒し回ります。 謂れの無いトバッチリを受ける前に「杉の花粉」は部屋に戻ります。 「猫神」はお気に入りの米国製アニメをしばらく見るようです。 部屋に戻ってパソコンにアクセスすると、〈かふん〉が戻ってきます。 こうして日記を書く「杉の花粉」の後ろで、〈かふん〉は大好きな保護色毛布の上で、丸まって熟睡しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月08日 22時27分10秒
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