カテゴリ:必殺シリーズ
武士の娘のくせに町人と一緒になるとは不届きだというので、父は所払い、母は遠島、店は欠所になり幼い息子が置き去りに。
助け人たちは、たどり着くだけで至難といわれる御蔵島に坊主の母親を奪還にいくことになる。 やけに乗り気の平内さんは、実の父親がここに送られたという過去があった。 難しいミッションなので依頼料は何時もの倍、それはこの掟に異を唱える町人の意地だった。 二人は流人の身代わりという偽の身分で島に渡ることになるが、事情を知らない文さんの妹は号泣。 そりゃそうだ。 運が悪けりゃたどり着く前に海の藻屑だ。 港が無いから、死にたくないなら海に飛び込んで泳いでいけってなにそのスパルタ。 ある意味かっけーよ脚本家。 文さんですら溺れて島民に助けられる有様。 島には五箇所の流民小屋があり、それぞれに割り当てられ、移動を許されない。 それどころか喋ることも疎まれる。 これは探索がやりづらいな。 島の若い男は皆出稼ぎに出るが、女は出ることを許されないので、島民に認められた流民が婿に入る。 婿入りしたらもう少しましな暮らしが出来るがもう御赦免はない。 島の女はそれでも多少守られているが……。 文さんの面倒を見てくれた島の年寄りは、平内さんの父親を売った男だった。 恋が絡んで狂ったらしい。 「後で墓にでも知らしてやるんだな」 ご赦免を伝えた役人は案外優しかった。 だがご赦免になったのはたった五人、その中には死んだ者も既に婿入りしていたものもいた。 選ばれなかったものが絶望し首吊り、流民たちは島抜けを決行する。 島民たちは自分たちを護るため、流民を殺してもし間抜けを防いできた。 嫁を置いて帰ろうとした男は制裁を受け殺されるが、それはまだ序章。 鉄砲を奪った流民たちは、女を奪って島抜けを決行する。 女たちを救出した二人はそれを言い訳に島抜け。 島名主は渋々それに同意。 親子は川崎塾で再会するが、気の触れた女を蘭方医にみせるため旅立つことになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年08月17日 20時19分39秒
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