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カテゴリ:日々の出来事
先日加入しているケーブルTVに、地デジに切り替えた場合の月額料金について問い合わせたら、我が家のテレビ3台全てを地デジに変えた場合、毎月5千円も負担が増えることが分かりました。
バブル時代に考え付いた地デジ計画を、この大不況の時代に実行するなど、まったく時代錯誤の愚かな政策と思います。 物価は上がるのに給料が下がるというこんな時代にテレビの買い替えや地デジ対策のために、余計な出費を強いられるなど、本当に腹立たしいし納得できません。 テレビの地デジCMでは、2011年になったら、アナログのままだとテレビが映らなくなる、と盛んに宣伝していますが、私はいっそこのままにして、映らなくなったらテレビを捨てようかというのもありかな、と思っています。 今は、インターネットもあるので、テレビなどなくてもそれほど困らないし、むしろ、テレビによる一方的な洗脳を受けずに済むので、脳が健康になるような気もします。 何よりも、国が一方的に押し付ける地デジに、どうして個人が負担を強いられるのか、私は納得できません。 地デジになれば、いろいろ便利になると言いますが、複雑なリモコン操作を、果たしてお年寄りが使いこなせるのか疑問です。 私の実家では、両親はリモコンに触ることもできず、家族が操作していました。 だいたい高齢者の中には、アナログテレビのリモコンすら使い方が分からず、わざわざテレビの前まで行って、手動でチャンネル操作している人もいます。 若い人なら、地デジを活用して、いろいろなことができるのかも知れませんが、新しいことを覚えるのが困難な多くの高齢者にとっては無用の長物です。 私にしても、分厚いマニュアル本を読まなくてはならないので、電気製品の買い替えはいつも憂鬱です。 便利じゃなくてもいいから、もっと分かり易い器械が欲しいです。 物は、機能が多くて便利になる度、操作が難しくなりマニュアル本が厚くなってきます。 新しくて便利で複雑な物より、使い慣れた今までの物を永く使いたいと、最近では思います。 そういう意味でも、いくら便利でも複雑な操作と、高額な費用のかかる地デジを、私は必要としていません。 「地デジの準備はできていますか?」というCMを見る度に腹立たしい気持ちです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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