カテゴリ:こんな店に行った
学生時代からの友人たちと、品川のイタリアン「トラットリア・イタリア」へ。リーズナブルなお値段で石窯のピザが美味しい店です。気のおけない仲間とカジュアルな料理、そうなると、ワインもかしこまったものでなく、カジュアルなものをカラフのような器でぐびぐびといきたいところ。いろいろとワイン遍歴を繰り返してきましたが、最近はこういうワインの飲み方をしているときが一番シアワセです。
ラクリマ・クリスティ・デル・ヴェズーヴィオ2004(フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ) DOCヴェズーヴィオは、アルコール度が12度を超えると、ラクリマ・クリスティ(キリストの涙)を名乗れます。リストには作り手が書いてなかったので、一体どんなワイナリーのボトルが出てくるのかと思いましたが、至極真っ当なところのものでした。色調は暗くてよくわからず。柑橘系果実、花の蜜、ミネラルなどの厚ぼったい香り。味わいも厚みがあるんですが、酸がそれなりにしっかりしていて、やや太めながらもダルにはなっていないところに好感が持てます。なによりもイタリアの安い白にありがちなシャバシャバ感がないのがいいですね。正直ワイン単体ではそれほど魅力を感じるものではありませんが、こういったカジュアルな食事のお供にはよろしいかと思います。 ![]() キャンティ・クラシコ2003(メリーニ) 紫がかったルビーの色調。スミレやカシス、プラム、ハーブ、ヨードなどの香り。味わいはミディアムボディで、フローラルでクリーンな果実味があって心地よいものです。樽の要素がでしゃばらないのがいいですね。過不足なく仕上がったスタンダードなキャンティクラシコ。それほど複雑さや奥深さを期待するクラスではありませんが、実売価格を思えば、よくできていると思いますし、自宅にもデイリー用に買っておこうと思いました。こちらもリストには作り手が書かれていませんでしたが、このお店のチョイスはなかなかイケてると思いました。 ![]() 前菜2品、ピザを2品、パスタを2品いただき、結局メインまでは行き着けず。これだけ飲み食いしてもお値段はひとり5000円弱であがりました。 ところで、楽天のブログって、ボトルの写真をショップのものから合法的に引用できるのが便利ですね。アフィリエート本来の目的よりも、そちらの方に大きなメリットを感じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年01月25日 19時57分47秒
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