テーマ:今日のワイン(6027)
カテゴリ:ブルゴーニュ・ジュブレシャンベルタン
年またぎに飲んだルイラトゥールを別勘定とすれば、このデュガピの村名VVが2013年初の自宅ワインです。 村名とはいえデュガピのこと。07年はまだ早いかなと思い、Burghound.comで調べてみると、飲み頃は2014+とあります。 それで、通常飲み残し用に使っている小瓶を使って、いったんデキャンティングしてから注いでみました。 これがよかったのかどうかはわかりませんが、はたしてラ・マルヌのグラスに注がれた液体は、最初から外向的で華やかな芳香を放っていました。 黒系果実のコンポート、八角、丁子、ナツメグ、肥沃な黒土や腐葉土、口に含むと、高めの酸のアタックのあと、旨みの乗った果実味が、まるで波が寄せるように広がります。タンニンは豊富ですが、攻撃的な要素は皆無。 これはイイですね。ボトルの状態もいいです。 今まで飲んできたデュガピって、ドロンと濃くて、香りに獣臭ばかりが特徴的に感じられるものが多かったのですが、このボトルは、香りもクリーンでテクスチャーの毛羽立ちがなく、味わいに立体感があり、ミネラル感が残っていました。 コルクは最下部以外ほとんど染みてきていませんでした。 単なる村名ワインとはいえ、デュガピという生産者自体を見直すような目からウロコの一本でした。 ちなみに、購入経路はリカワさんのオークションで、輸入元はラックでした。 ★★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年01月02日 12時12分02秒
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