テーマ:ワイン大好き!(30246)
カテゴリ:ワインコラム
次号のリアルワインガイドのコラムで、先日参加した「脱酸素パックワインの検証」ワイン会のことについて書く予定です。 脱酸素パックワインは、楽天ブロガーの大御所である南さんが自身のブログで提唱している保存法。気体を通さないガスバリアコーティングの袋に、脱酸素剤と一緒にワインを入れ密封してしまうことによってワインの劣化を防ごうというアイデアです。 カステラなどのお菓子でよく使われているものを想像すればわかりやすいでしょう。 http://plaza.rakuten.co.jp/romantei1925/diary/200706240001/ http://plaza.rakuten.co.jp/romantei1925/diary/200707010001/ http://plaza.rakuten.co.jp/romantei1925/diary/201106120000/ 酸素を遮断してしまうというコンセプトは古くて新しいもとでもいいましょうか。かつては菊屋大久保酒店さんが「デファンスール」という名で商品化していましたし、ネット上でも真空状態で実験している方などもいらっしゃるようです。私が何度となく取り上げているワインセーバー「Why not?」もまたしかりです。 そんな中、この方法の面白いところは、いったん用意さえしてしまえば非常に安価にできること(1本あたり35円とか)と、もうひとつ(これが結構ポイントではないかと思うのですが)真空状態にする場合などと違って、脱酸素化した空気が袋内に残ることでわずかな通気性が確保されることです。 この脱酸素パックを使って自宅で3年保存したワインをセラー保存のものと比較検証しようという会に先日参加させていただいたのです。 ちなみに主催者は南さん本人ではなく、愛好家の方です。RWG誌読者でもあるその方がが創刊当時私が「ワインの保存」の連載をしていたことを覚えていてくれて、今回お声がけをいただいた次第です。ありがたいことです。 詳しいことは次号のリアルワインガイドのコラムに書く予定ですが、関連して気づいたことや思ったことなどをつらつらとブログで断片的に書いていこうと思います。 というのも、今回の検証と考察を通じて、いままでもやもやとしていたワインの保存と劣化に関するかなりの部分がクリアになった気がするからです。なんだか真理に一歩近づいたかのような気分です(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年11月20日 23時02分29秒
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