カテゴリ:語学・資格・学び直し
通訳案内士の資格をとっても、TOEIC900点を超えても、英検1級をとっても、相変わらず「英語ができる」と自信を持って人には言えない。
その大きな理由は、会話力が明らかに見劣りすることだ。 週に一回、英会話に通っているのだが、それ以外、日常的に英語を使用する機会がない。そのため、経験値に基づいた会話能力が一向に向上しない。現状維持が精一杯というところだ。 具体的にどの程度の会話力かといえば、スピーキングについては、周囲の人たちから無作為に10人程度選んだとしても、1〜2人は必ず私より日常会話が達者な人がいる。(主に留学や駐在経験者) そもそも今通っている場末の英会話でも私より話せる人はいくらもいる。 リスニングについては、BBCやFOXのニュースで概ね7割程度、探偵モノなどのドラマのネイティブ同士の会話に至ってはおそらく半分も聞き取れていないと思う。ネイティブ間のやりとりを聞き取れない大きな理由は、リエゾン、リダクションに耳が慣れていないことと、仮定法やスラング、口語の慣用表現などビジネス英語であまり出てこない分野の経験不足が大きいのだと思われる。 英検1級といっても、純ジャパ(留学駐在等経験なしの意味)&ギリギリ合格レベルではそんなものなのだ。 もう一つ、人前で英語ができると言いづらい理由は、私の発音が「ジャパニーズイングリッシュ」であることだ。いざ自分の発音をスマホに録音して聴いてみると、本当にガッカリする。母音の発音の仕方がどうやってもネイティブや帰国子女のようにはできないのだ。 ‥などと悩んでいるところに、たまたまYOUTUBEで興味深い動画を見つけた。English Boot CampのYumiさんという方の一連の動画で、その筋では有名な人らしい。アメリカ英語の発音の仕方について、非常に高度な解説をされていて、大変興味深いと思った(といって、すぐに真似できないのだが。) 例えば、RとLの発音について、私たちは学校で、Rは舌を浮かせて、Lは舌の先を歯茎につけて発音すると習うが、それでは全く不十分なことが下記の動画を見るとわかる。そもそも舌の使い方だけでなく、口の開き方やその周囲の筋肉の使い方からして異なるのだ。う〜ん、目から鱗である(といってすぐには真似できないのだが。) 英語Rの正しい発音-Rは巻き舌じゃありません! https://www.youtube.com/watch?v=jbGPeFFqJMc あなたのL、Rの音になっていませんか? https://www.youtube.com/watch?v=-sYfWZ5-4Uw 英語発音のプロが教える!一発でLとRを聞き分けられるようになる裏技 https://www.youtube.com/watch?v=j-ulyovh8kU 実は私も長らくRの発音を誤解していて、すっかり巻き舌のクセがついている。これが、「それっぽく話しているつもりなのに、自分で録音したものを聞いてみると何か違う」原因のひとつだと知った。それが分かっただけでも大きな収穫だ。 誰もが知っている「World」なども、実はネイティブ並みに発音するのはものすごく難しい単語なのだなぁと実感する。 問題は、RとLだけでなく、このようなことが他にも沢山あることだ。ア〜オの各母音とか、Wの音とか・・。どうしてこうして、上級者の域に達するためにはまだまだ長い道のりだ。 #まあ、とりあえず、自分の英語はアジア人英語で、そこそこ通じればOKと割り切ることもありなのかもしれないが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年09月30日 15時14分24秒
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