五山文学の春2
そのうちの1回は、ぜひ五山文学についてしゃべりたいと思い、先に挙げた「柴門新月図」の解説を再録した簡単なレジメを作りました。エコを考えて――というよりも省エネを考えて、この「K11111のブログ」にそのレジメをアップし、必要な学生だけハードコピーを作るように伝えましたが、学生以外のフォロアーにもご笑覧いただけましたでしょうか?このような次第で、よく分からないまましゃべったことが何か申し訳ないような気持ちになり、そのあと入矢義高先生が校注を施した「新日本古典文学大系」版の『五山文学集』を初めから読んでみることにしました。本来なら上村観光の『五山文学全集』や、玉村竹二先生の『五山文学新集』を参照すべきでしょうが、もちろんそんな大部のシリーズなど持っていません。