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2009年06月10日
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カテゴリ:ドラマ系の感想
『母と母、衝撃の対面』


内容
第二回審判、結審に先立ち
被害者・清貴(佐藤詩音)の母・聖子(板谷由夏)からの手紙が、
葉子(田中美佐子)から、
智也(嘉数一星)さつき(稲森いずみ)和彦(山本太郎)へ読み上げられる。

“明るさゆえに清貴は遠慮もなく、
 思ったことを口に出してしまったのかもしれません。
 その結果、あなたを傷つけてしまって、ごめんなさい。
 けれども、あなたが見た清貴だけが、
 清貴の全てではないと言う事を分かって下さい。
 未来を失ってしまった清貴に代わって、貴方は心から愛し合える人と出会い
 あたたかい家庭を築いて下さい。
 あなたが愛する人との子どもを授かったとき
 その時、はじめて、あなたはあなたのしたことが、
 どんなコトだったのか知る事になるでしょう。”

そして、智也は、児童自立支援施設へ送致されることが決定される。

“お母さんの悪口を言われてカッとなったとしても
 幼い清貴くんの命を奪うという結果は、きわめて重いモノです。
 然るべき専門のスタッフと共に更生の道を歩んでもらうのが
 最善であるとの結論に達しました。”


その一方で、聖子が手紙を書いたことに、戸惑う秀昭(佐野史郎)

“キヨタンは、どんなに酷いことを言ったとしても
 悪気はなかったんだから。
 その事を犯人の子に知って欲しくて、
 知った上で、どんなに重い罪を犯したのか、感じて欲しかったの。
 そうじゃなきゃ、キヨタンがかわいそうじゃない
 でも、許したわけじゃない。
 許せるわけがない”

母・聖子の気持ちは、、娘・美帆子(川島海荷)にも理解できた。。
審判の記録だけでは、、キヨタンは、悪者になってしまう!!と。


その後、智也が、施設へ送致され、
それぞれが、新しい道を歩み始める。。。。。。

さつきにとって、聖子からの手紙を“道しるべ”として
そして葉子の言葉だけが、支えとなっていく。。

“きっと分かるときが来る
 お母さんのぬくもりで、未来の自分を考えられるようになるはずです。
 自分の犯した罪が、どんなモノだったかも。
 この先も避けては通れない険しい道は続きます
 頑張って下さいね


同じ頃、、悩み続けた秀昭は、家裁の葉子の元を訪ねていた。。

葉子“親である立場に違いがあるとお思いですか
  子どものために、生きていこうとしている母親。
  その親としての思いに、違いがあるとお思いですか

秀昭“もっと相手がイヤなヤツだったら良かったんだ。
  記録を読めば読むほど、どこにでもいる普通の家族。
  そんな人間を相手に、この気持ちをどうぶつけたら良いんですか
  私はあなたのように、出来た人間じゃない
  妻は分かると言いました。同じ子をもつ母親として。
  私は、その気持ちは分かりたくないんです。
  清貴が殺されたという現実がある以上
  この先も私たちの苦しみは、ずっと続きます
  全てを忘れるか、
  清貴が殺された悔しさを胸に憎しみを抱え続けて生きていくか
  それ以外、方法はないんです
  そしてこの家族を守ることが、私の役目なんだ。


敬称略
セリフは一部省略してあります。



↑もう、面倒なんですモードである。


内容は、既定路線“キレイ事”なので置いておくとして。
って言うか、

細かく書くほどのないようでもないし。


どうやら
菊池、小泉刑事を登場させて語らせたり。。。。して、
そのうえ、、秀昭にも語らせて、

加害者、被害者、、、両方が“普通”であることを、
強調する作業をしているようです



誰にでも、起こるかもしれない。
どこにでも、起こるかもしれない。

その事を強調して、“美しく”まとめようとしているようだ



ま、、それは、それでいいけどね。

どう見ても、その路線にしか進まないような、
加害者擁護の内容だったし。
加害者家族が苦しんでいる内容も、“なぜ、息子が?”というだけで、
後半まで、それ以上じゃない状態だったし。

逆に、被害者の悪を強調していたとも見える感じだったのも、
イヤな雰囲気にさせていたのも事実ですし。

どこかに落としどころをつけるためには、
“普通”が一番、分かり易く、まとめやすい部分であるのも確かなこと。

だから、まぁ、ドラマだし。
これはこれで良いんだけど。。。。。。

丁寧。。と言えば、丁寧に描いているし

で。

まだ、続くんですか???
内容がどうかよりも、この事の方が、一番の驚きです

もう、、ラストの対面で、なんとなく最終回で良かったんじゃ??


これまでの感想

第8話 第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話





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最終更新日  2009年06月10日 22時56分42秒
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