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カテゴリ:ドラマ系の感想
『恋のからくり』
内容 仙人(石橋蓮司)が、街を歩いていると。 急な差し込みで倒れている旅の女性たちを見つけ、助ける。 “一風堂”に連れ帰り、面倒を見始める仙人。 娘(大平奈津美)のはなしでは、嫁入りの持参金が用意できないず、 母・お清(荻野目慶子)が心労のあまり倒れたのだという。 心配する仙人。 そのころ、逸馬(福士誠治)は、とある長屋に来ていた。 祖父・惣右衛門(沼田爆)と孫娘・お里(紗綾)らの話によると、 急な差し込みで倒れている女性を助けたのだが、金をだまし取られたという。 北町奉行所に帰った逸馬は、筆頭与力・坪井(小倉一郎)から説明を受ける。 今年になって7件目の女詐欺師による事件だという。 10年ほど前、“だましの勝蔵”率いる寸借詐欺の一味があった。 その手口が似ていることから、勝蔵が江戸に舞い戻ったのかもしれないと。 そんななか、仙人が女性ふたりを助けたと聞き、逸馬が向かうと。 人相書きに似ているような、似ていないような。。。。 仙人が色気を出してだまされる。。。わけがないし。。被害も無さそう。 翌日には、アッサリと女2人が仙人の元から出ていったことから、一安心。 が、、、その翌日には、お礼と言ってお清が舞い戻ってきる。 仙人は、大喜びで宴を開く始末。 その一方で、不信感を募らせるなつめ(佐藤江梨子) 同じ頃、鳥居(片岡鶴太郎)が、仙人をキリシタンと疑っているという話を 遠山(柴田恭兵)から聞かされる逸馬。。。。何か関係があるのか?? そのころ、話を聞いた信三郎(斎藤工)が仙人の元を訪ねると、、、お清の姿! すると、お清は、、、なぜか、信三郎の名を知っている!? 疑惑は膨らんでいくばかりだが、、、 のぶ(浅田美代子)いね(松金よね子)が説得しても、 仙人は、聞こうともしない。。。それどころか。 “だまされていたとしても、それでもかまわぬ”とまで。。。。。 そんなとき、逸馬は、同心から情報を得る。 播磨屋の主人(ガダルカナル・タカ)が、人相書きの女らしき人物と 小料理屋にいるという!。。。向かうと、、、、同じ顔の女(岩橋道子)! そのうえ、女・お豊の後をつけると、、、、勝蔵(谷本一)の姿があった!!! 敬称略 “万に一つだまされておるのだとしても、ワシは、それでもかまわぬ 静かに余生を送ろうとそう覚悟していたその心が、 わなわなとむねうちが震えたのじゃ たとえだまされておろうとも、この我が心を押し殺し、悔やみとうない ひとを恋うる心はいくつになっても、やまぬ。 男の気持ち、人の誠じゃ” 仙人もまた、男。 いや、、、男は、いくつになっても男。 仙人が助けた女。 徐々に仙人は親しくなっていくのだが、 同じ頃、江戸の町では女詐欺師が跋扈していた!! 女は、詐欺師なのでは? 疑惑が膨らんでいくのだが、仙人は、、、だまされても良いと言う。。。 その気持ちに触れ、、お清は、 自分の心。。。そして、、自分の任務に揺れはじめる。。。。 っていう感じである。 普通に、仙人は、女たらしなのか?と言う感じのお話にも見えますが 実際は、出会った直後に“何か”を感じていることから、 そのまま受け入れたと言う事なのでしょう。 そして惹かれていく仙人。。 きっと、“告白”も聞こえるように、言ったという方が すべてキレイにまとまる感じである。 そう。。。仙人は、すべて知っていた!! である。 と考えれば、 仙人の凄さが見えるとともに、 ある意味、男のサガとでも言うべきモノを描き込んだお話ですね。 なかなか、オモシロ味のある、、、大人のお話だったと思います。 本当に良い雰囲気でした。。。 男の色香。。。。女の色香。ですね。 見えないところで、戦っている雰囲気なのも、良いですよね。 当然、相手は、鳥居ですけど! 最後は、、まぁ、、 逸馬、信三郎に罠をはるなど、サスガに仙人ですけどね! それにしても 一歩間違えれば、かなり切ないお話になるところなのに、 仙人、、、いや、石橋蓮司さんだからこそ、、、ということでしょうね。 これまでの感想 第9回 第8回 第7回 第6回 第5回 第4回 第3回 第2回 第1回 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月13日 18時52分21秒
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