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カテゴリ:ドラマ系の感想
『約束の地』
内容 大門社長(原田芳雄)の反対を押し切り、壹岐正(唐沢寿明)が、 最後の望みを託したサルベスタンの五号井で、ガス暴噴事故が発生する。 現場にいる兵頭(竹野内豊)からの連絡が1度は途絶えたモノの 2日後。..ようやく正常循環。 兵頭は、油がある調香であると報告。掘削続行を願い出るのだった。 壹岐は、可能性にかけ兵頭に任せることに。。。 そんななか、鮫島(遠藤憲一)がやってくる。 東京商事が進めるサハリンでの仕事を自慢した上で 大門が綿花相場で大苦戦していると聞いたメインバンクの第三銀行の頭取が 心配していると伝えるのだった。 同じ頃、失態を、綿花部長の伊原(上杉祥三)が責任を取ると大門に伝えていた。 大門は壹岐が伊原に進退伺いを出すよう指示したと考え、 壹岐を問いただそうとするが、 逆に、壹岐は、綿花相場から手を引くようにと大門に進言する。 聞いてもらえない場合は、役員会議にかけると。。。。 すると大門は、出向させていた里井(岸部一徳)に、壹岐を出すことを条件に、 近畿商事に戻るよう依頼するのだった。 そんななか開かれた役員会議、 壹岐や武蔵財務本部長(中原丈雄)たちが、 大門の綿花相場の49億の損失について問いただしていると 大門は逆に、石油部門の60億の損失責任を問いただしはじめ、 会社の建て直しのために里井の復帰を求めるのだった。 一気に追い詰められた壹岐。 とそこへ、、、塙(袴田吉彦)が駆け込んでくる。。。 “石油が出ました!!” ついに、壹岐正が勝利した瞬間だった。 記者会見では、大門の英断をたたえる壹岐正であったのだが、 その後、壹岐は、、、、大門に社長勇退を願い出るのだった。 しかし大門は、壹岐の言葉を聞かず。。。。 翌朝。。。新聞には大門の綿花相場失敗がリークされ、追い詰められる大門。 大門“そうまでして社長になりたいのはどういうことや 壹岐“社長が勇退された会社に私が残ることはあり得ません 今の私があるのは、16年間大門社長が重用してくださったからこそです 社長は、一企業を率いるリーダーとして 名実ともに充実した力を持たれておりました しかし、あれから長い年月が流れたのです。 あとは、大きな栄光を得た者が誰しもが妄執する権力の座を捨て いつ見事に退陣されるかです。 次の世代は育っております。組織です これからは組織で動く時代です 大門“壹岐君。退陣や。 そして、、、 壹岐“これからは、きみたちが、組織の力で近畿商事を発展させていくんだ。 敬称略 ↑かなり、メンドーなんですモードである。 ま、それは良いでしょう。最終回だし。こういうドラマだし。 物語は、壹岐正悲願の石油開発成功 そして、、、その後。。。ですね。 鮫島“壹岐正を倒せるのは、この鮫島だけだ。 辞めるな!辞めんじゃねえぞ! ほくそ笑む壹岐正。 最後は、“約束の地” きっと、壹岐正は、 日本を良くしたい。 日本のために働きたい。 そう思っていたのである。 かつての“あやまち”を糧にして。。。。 それを刻む大地。。。シベリア。 きっと、そういう物語だったのだ。 ただまぁ、残念ながら、これは全て脳内補完。 表現されていないワケじゃないが、一気でしたからね。。。。 度々挟まれる、“仲間”そして、千里の兄(佐々木蔵之介さん)なんてのも 本当は、かなり大事な部分だったはず。 ですが、それを上手く表現しきれなかったのが、 今作の苦難の道であったというところだろう。 想像すれば良い イメージが浮かばないのはオカシイ。 原作ならば。。。 などと言うのは、サスガに無理があり、傲慢。 ドラマはドラマ中で表現されなければ、何もないのと同じなのである。 饒舌すぎるのもアレだと思いますが、 千里よりも、、千里の兄。 家族よりも、、谷川 もしも、これらをもっと活用していれば、違った印象だったでしょう。 そう!最終回だけを見れば、 何が足りなかったのかが、よく分かるという感じである。 それだけ、今回は、かなりスゴイモノであったと思います。 正確には、最も“ドラマ”だった。。。。でしょうね。 ほんと、おしいことを。。。 これまでの感想 第十八話 第十七話 第十六話 第十五話 第十四話 第十三話 第十二話 第十一話 第十話 第九話 第八話 第七話 第六話 第五話 第四話 第三話 第二話 第一話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月11日 22時57分21秒
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