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カテゴリ:ドラマ系の感想
『大晦日、都で悪の大掃除・京』
内容 信楽を発ち、京を目指す老公(里見浩太朗)一行。 先乗りした弥七(内藤剛志)楓(雛形あきこ)から、京の不穏な動きを知る。 高松藩から国家老・大久保高次(川野太郎)が数人の手練れと京に入ったという。と同時に、妙な侍が、京の水戸屋敷周辺をうろついていたと言う事だった。 もしもに備え、八兵衛(林家三平)に老公の宿を慎重に選ぶよう指示をしたと、 弥七、楓は老公に報告する。。 そのころ、江戸では老中・大久保加賀守(近藤正臣)が、 ある策略を、思い巡らせていた。 高松藩のお世継ぎ騒動に乗じて、藩を取りつぶし天領にすれば、 赤穂と並ぶ塩を幕府が押さえることができると。。。 そんななか、京では、 高松藩士の小姓組・塚田小弥太(中村圭太)先手組・室伸二郎(芦田昌太郎)が、 高次の息がかかった横目頭・梅津軍太夫(坂西良太)の襲撃を受けていた。 そして捕らわれてしまった塚田は、塚田を拷問にかけ真意を探ろうとするが。。。 一方、町中に宿を取れず、八瀬の里に宿を取った八兵衛。 名物のかま風呂で老公は、赤穂の大石内蔵助(市川右近)と出会い、 高松藩の塩が値上がりをして、領民が苦しんでいるという情報を得るのだった。 同じ頃、京の水戸屋敷に入っていた助さん(東幹久)は、 高松からやって来たお鈴(工藤あさぎ)と言う女性が、 門番に食い下がっている現場に出くわす。 兄が、、、老公に会うため、水戸屋敷に来たはずだと。 何かが起きていると感じた助さんは、お鈴を楓とともにかくまうことにする。 そして助さん、楓は、お鈴を説得し、ようやく、全てを話し始める。 兄・室伸二郎が、10日前に高松を出て役目で京に上ったのだが、 直後、兄に危険が迫っているという知らせを受けたという。 そのことを知らせたくて京へとやってきたということだった。 やがて新年の挨拶に近衛家の近衛基熈(水上保広)を訪ねた老公は、 先日の大石が、赤穂藩の家老であったと知る。 が。。。その老公の動きに気づいた高次は、先手を打って老公の元を訪ねる。 どうやら、道中手形が京までであるという情報を、すでに得ているよう。 老公は、いろいろと会話をかわしていくが。。。。 高松の緊急事態の詳細を知り、老公は高松入りを決断するのだった。 敬称略 ↑、、、7割くらい 今回は、京。 出立時の道中手形は、『京』までですので、 ある意味、老公の旅は、1つの終わりである。 そんな状態ではあるが、かなり上手く高松の騒動を京へと持ち込んで 老公が、事態を知るなど、 本来なら、かなり無理矢理なネタフリではあるのだが、 老公が巻き込まれているようで、一歩退いているため 物語が良く分かるカタチになっていましたね。 こういうのは、なかなか良いことです。 思惑や、陰謀が見えないと、面白くないですからね! 最終的に、次に続く。。。と言う事になってはいますが、 良い盛り上がりのネタフリと、“つなぎ”だったと思います。 しっかし、今回の、、“解決方法” なかなかの策士ぶりを発揮しましたね。 プレッシャーをかけて、高次を撃破するとは。。。 そのうえ、関白、、だけでなく、所司代の名前まで出してくるとは。。。 そして究極は、、、出雲行きである。 なるほどね!! これで、中国地方も回ることができるというわけだ。 老公も策士であるが、番組もよく考えられているのが分かります。 ゲストが、、、ほとんど川野太郎さんだけってのも、 かなり思い切った演出でしたしね! マンネリ感も少なく、本当によく練られたお話で、 結構面白いお話だったと思います。 次回は、篠山 いつの日か、、赤穂には、寄るのかな?? これまでの感想 第10話 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月20日 20時59分54秒
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