つい先日。
セブ日本国領事から直々にお電話が。
私、役所から名指しで電話が来る位何かやらかしてしまっただろうか、いやいや、今まで大人しく善良な市民として生きてきた(はず)からそんな事はないはず、
いや、知らない内に何かとんでもない事をしでかしていたのだろうか・・・・
なんて思いながら恐る恐る電話に出た私。
「はい。USP-ESLのしほしほですが・・・・」
「あ、セブ領事です~」
なんておっとりした声で電話に出られた領事。
「How may I help you? Ryoji?」
なんて、ドキドキして出たわけですが、、、、、
電話は私個人の事ではなく、学生の方々が在留届を出しているか?というのが用件で、
ちょこちょこと説明を受け、結局後日事務所を直々に訪問頂けるなんていう事に。
そして約束の日。
さすが日本領事館。
朝からアポの確認。
私は不在だったのですが電話を取ったフィリピン人スタッフの伝言。
スタッフ:「学生がフィリピン人と一緒に来るようですよ。」
私:「いやいや、多分それ、日本国領事だべ。」
スタッフ:「いや~学生だって言っていましたよ。」
いやいやいや・・・・
まあ、いっか。(良いのか????)
そんなこんなで約束の時間。
さすが日本国領事。
時間ほぼぴったりでご到着。(こんな所にえらく感動してしまうのは、フィリピン化し過ぎ?)
狭い事務所ですが、どうぞ、ずずずいと。
という事で始まったお話。
まあ、要は学生の方も3ヶ月以上いらっしゃる方は在留届を出しましょう、
それは日本国民の義務で、パスポートの前のページにもしっかり明記されています、
という事が内容の趣旨。
在留届を出していると、緊急の時に日本政府からのお知らせが行ったり、
安否を確認出来たり出来ます。
またその他に世界の邦人数もこれを基に統計がされているので、
正確な統計を出せるという面もあります。
今回は申請用紙やその他の資料までお持ちいただき、(恐縮です・・・。)
提出の仕方などもご説明頂きました。
当校では今まで在留届は個人でインターネットで申請をして頂いておりました。
しかしそうすると、する人としない人が出て来て確実ではありませんでした。
そのためこれからは、3ヶ月以上滞在される方はオリエンテーション時に在留届も一緒に記入を頂く事になりました。
領事とはその他フィリピンでの邦人の被害などを共有し、セブで暮らす留学生の方も被害に遭わないように気を付けて欲しい、という事をお伝え頂きました。
こんな小さな学校にまで足を運んで頂き、直接ご説明を頂けるとは、領事の本気さをひしひしと感じる時間でもありました。
フィリピン留学の場合、語学留学という方が圧倒的多数で、短期滞在が多いため、
今までは余り政府側でも気にしていなかったのではないかと思います。
しかし近年、日本人留学生の数も徐々に増え、また長期での滞在者も格段に増えて来ています。
数が増えれば邦人関連の事故やトラブルも増えて来るものと思います。
当校でも領事館ともよくコミュニケーションを取りながら、学生の方の安全/健康に留意して行きたく思います。