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2012年10月23日
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カテゴリ:産後ケア
今日はPTA行事でいもだんごアレンジ☆料理講習会を企画・開催しました!

10:23いもだんご.jpeg 10:23いもだんご2.jpeg

13名の母が集まって、生徒さんのおばあちゃんを講師に迎え、
家庭でつくるいもだんごをもっとおいしく、楽しくつくりましょう!という企画。

「え!じゃがいもは、ここまでなめらかになるまでつぶして、こんなにこねるの?!」
「え!こんなに大量に片栗粉を投入しちゃっていいんだ!!」
などなど、驚きと発見の連続でした。

さすがみんな母だけあって、調理や洗いものの分担もスムーズで!
そして、仕事や家事・育児で鍛えられたであろうスキルを
ここぞとばかりに発揮して(笑)、合間にたくさんおしゃべりしたり、笑ったり。
女性って楽しみ上手だなーーと思いましたスマイル

講師のかたのお話で印象に残ったことばは、
「私の反省は、若いころ、人から教えてもらったことをすなおに聞けなかったことね」

年齢を重ねて、いろんな経験をされてきたからこそのことばなのでしょうね。

でも、今まさに、仕事に子育てに日々忙しい30代の私は、
はたして他人からいただくことばにちゃんと耳を傾けているかな?
独りよがりになってつっぱねたり、スルーしたりしていないかな?と
立ち止まらせられました。
これは年を重ねればかさねるほど、自分に問いかけ続けていきたいことだなーー。


* * *


今日ご紹介したいのは、こちら。

産後手帳.jpg

埼玉県所沢市で産前産後の家事サポートを展開するアイナロハさんの、
「ままのわ」編集『産後手帳』と『男の!産後手帳』です。

この冊子はQ&A方式で、パートナーが妊娠中・産後の男性の質問に
一つひとつ答えているのですが、いちばん私にヒットしたのが、
「妻の機嫌が悪そうなのは、拙者のせいか?赤子のせいか?」の問いに、
「おおむね、あなたのせいです」と一刀両断しているところ(笑)。
はい、世知辛くキビちいですが、おおむねそうです(爆)!


女性が産後の大変さを伝えても、
男性にはいまいちピンとこないこともある。

だから、母になった女性であるこちらも、
男性にわかってもらえるようなことばの表現や、
コミュニケーションスキルが必要なんですが、産後のボロボロのからだで
そこまで冷静に、ことばを選んだコミュンケーションをするのは、キツい。

そこを、男性視点で、目からウロコの具体的アドバイスが満載のこの手帳は、
産後の母体のダメージや不調、そして、決してなめちゃいけない、
ままならない産後の生活の現実を知ってもらう、
とても意味のあるものだなーと思いました。

私も夫と一緒に読みます!


冊子を発行したアイナロハ代表の渡辺大地さんのブログ「男ができる産後の準備」が、
これまたメチャおもしろくて、
産後を男性視点でここまでオープンに語ってくれるんだ!と
ちょっと感動するほどです。
(以前、私の執筆原稿に感想メールをくださって、
 「北海道にも産後家事サポートを展開できるようにがんばります!」と
 心強いことばもくださいました☆)


お産とオッサン。【番外編】メンズ産後うつ ~あるわけなんだよ、んなもん!~

こちらの日記は、この夏、第2子が産まれた大地さんの、
上のお子さんとのかかわりを通して捉えた、男性の産後ウツ。

大地さんのブログを読んでいると、巷でよく言われる「イクメン」て
一体なんだろう?と思わされます。


印象に残ったブログの一節は、

●育児に関心が低い父ちゃん
→土日にサラッとやる程度なのでさほどストレスにならない
●育児に積極的な父ちゃん
→平日でもできることを探す上に、土日はフルコミットするので、
慣れない生活にストレスがたまりプッツンしやすい


子どもの相手も、たまにで、自分にさほど責任を感じないのなら、
無責任で無条件に、楽しい。

でも、それを日々、父親も母親と同じ質と量で担っていたら、
産後のイライラも、「もしや自分は産後ウツ一歩手前?」と感じる恐怖も、
性別関係なく感じるものなんですね。

男性が「自分のことば」で語ったところも、貴重……!



読み終えて、今朝、息子に怒りまくっていた夫を思い出しましたびっくり
それを、「子どもはみんなこんなものだよ!なんでわからないの!!」と、
怒りの上塗りで返した私のキツいことばも……ショック

育児を私にお任せではなく、ちゃんと父親の自分ごととして捉えているから、
子どもを怒り過ぎてしまうこともあるし、
育児で私ともぶつかるんだなと、今は思えます。
仕事で、学びでぶつかる壁も、すぐ言えることだけじゃなくて、
パートナーの私にだから言いたくないこともあるはず(私にもあるから)。


今朝は、「なんで男の人は年とってきたら、どんどん面倒くさくなるんだろかねっムカッ!」
と本気で思ってブツブツいってたんですが(苦笑)、
そんな時こそ、外の視点やことばを取り入れるのって必要ですね。

そして大地さんは、パートナーのことばもすなおに聞くことができている。
だから、上のお子さんとのかかわりを客観的に振り返ったり、
見直したりできたんだと思います。

産後・子育ては、夫にも子どもにもどうやってわかってもらおうか、
伝えようかとそればかり考えてしまいがちだけれど、
家事も子育ても生活もわかち合って、
インタラクティブなコミュニケーションと関係を築きたいなら、
「意識して聞く」のも大事ですね。

いもだんごと産後・子育てからの学びがつながった、そんな一日でした。


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最終更新日  2012年10月23日 16時19分35秒
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