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フィギュアスケートを死なせたくない……(ブログ版)

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2010/05/01
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カテゴリ:韓国関連

オリンピック後、【中央日報・日本語版】に載ったコラムです。

このコラムはオリンピックのキムヨナ選手の得点やオリンピック憲章違反に対する疑問を持った人々に対して、「素直に負けを認められない浅田真央はナンバー2ですらなく、敗者だ」と言っているのですが……。

あまりに突っ込みどころ満載で笑ってスルーしていましたが、このコラムを真に受けている人がいたので、ちょっと突っ込んでみます。


【人生の香り】敗者とナンバー2

今回の冬季五輪の幾多の喜びの中でも最も鳥肌がたったのはイ・スンフン選手の授賞式で3位ボブ・デヨングと2位イワン・スコブレフがイ・スンフンを肩に乗せた瞬間だった。五輪の歴史にこんな場面があっただろうか。オランダのボブ・デヨングは五輪と幾多の選手権を席巻した35歳の皇帝級選手だ。そんな彼が甥っ子程度の選手に敗北を認めて肩に乗せてあげるとは、生涯、競争を職業としながら生きてきた人として、そんな気持ちはどう沸いたのだろう。

他人の勝利をこころよく認めて手を挙げてやるのは容易ではない。

誰かに負けたということを受け入れることができず、 敗者は勝者をけなし、その理由を作り上げる。
審判のせい、少々のミスや、悪かったコンディションのため。
そして「もし」で始まる悔恨が後に続き、自らを本当の敗北者の枠に閉じこめる。

~~~コラム中断~~~私的意見↓

まるでキムヨナと韓国のことを言っているようです。
キムヨナは「不公平判定」「氷のコンディション」「他選手の妨害」
この3つがオリンピックの障害と言っていましたが。

・キムヨナ選手のジャッジ批判番組 ←2008GP中国、ジャッジ&安藤選手批判
・キムヨナ「私は不公平判定に呆れた」 ←2009GPFのSPのジャッジ批判
危険な妨害行為まとめ
その他、「腰痛」「スケート靴」「氷にひっかかった」などなど数え上げればキリがありません。
浅田選手は決して言い訳をしません。けがや不可解なジャッジに苦しんでいても、決してそれを口に出しませんが。


~~~コラム再開~~~
「しかしキム・ヨナを含めた韓国の勝利を見れば、真の実力はすべてのものを飛び越える。誰にも敗北の瞬間は一度来るものと決まっている。成功と失敗の分かれ道は敗北と感じたその瞬間をどう受け入れるのかにかかっているようだ。勝者を認め、その人との差を客観的に眺めることができれば自分の行かなければならない方向と勝利の道が目に入って来る。

そんな意味でキム・ヨナがこのように偉大な勝利をおさめられたのは敗北の瞬間を治めた知恵にないかと思う。

キム・ヨナに心より驚いた場面は2008年の世界選手権大会であった。
2007年ショートで世界新記録を立ててからも負傷のためフリーで倒れて3位になった。
相変らず負傷中だったが2008年には完璧に近いフリー演技をした。
今回は優勝が当然だと見えた。
ところでスコアボードに変な点数が浮かんだ。

振り返ってみればその大会は浅田真央がジャンプ直前に倒れて10秒、我に返ることができなかったのに優勝した変な大会だった。

~~~コラム中断~~~私的意見

2008世界選手権SPキムヨナ転倒実際はキムヨナ選手は
←SPで3Lzで転倒し5位。
1位コストナー選手
2位浅田選手

FSでは巻き返し1位
2位浅田選手
3位コストナー選手

総合1位浅田選手
2位コストナー選手

3位キムヨナ選手


ちなみに浅田選手はジャンプ直前に滑ってしまったが、すぐに立ち上がり(戻るまで3秒)その後の要素をきちんと決め、気迫の滑りを見せました。

~~~コラム再開~~~

無題.jpg納得できない点数にキム・ヨナはしばらく我を忘れたようだった。
顔は赤くなり、口はあいたままだった。
ファンは彼女が起きあがって「こんなことあってはならないわ」と声でも上げたらと思った。ところが何秒流れただろうか。キム・ヨナは落胆の光をすぐ取りこみ、赤いほおを手でくるみ、ほほ笑みを作り始めた。

理解されない敗北の瞬間をそうして勝ち抜ける17歳の少女の姿としては得度の境地に至った人の機運が感じられた。

彼女は常に「3位もよく頑張った結果」「誰に勝つためにスケートをするのではない」と言い、オリンピック直前まで続いた不当な判定にも一言の不平もなかった
そして何の説明も必要ない勝利をおさめた。敗北とはこう乗り越えるのだ。

~~~コラム中断~~~私的意見

精彩を欠いた演技で、転倒し、SP5位だったのに、優勝でないのが納得出来ない?
しかし、それに不平を言わなかったから、勝利?
キムヨナ選手ほど堂々と判定に不平不満をぶつける選手は見た事がないのですが……。
しかも動画を見る限りでは順位発表された途端に「フリー1位、総合2位に食い込めた!」と喜んでいる感じで、コラムで書いているような状況ではないようですが。
なのに得度って……!神聖なリンクでやらせCMをやるほどお金に執着のある人が?
 ※得度(とくど)は仏教における僧侶となるための出家の儀式。

ちなみにこの後、浅田選手フリーの演技で2位、総合でも2位。キムヨナ選手総合で3位。
キムヨナ選手は後にインタビューで
審判の出した点数に、内心はらわたが煮えくり返っていたが、 「次がんばれば、大丈夫です」と嘘を言った

~~~コラム再開~~~

相対的に浅田真央の五輪以後の姿は非常に残念だ。シーズン中、ずっと低調だった彼女は最善の立派な演技を見せてくれた。しかし彼女のベストはキム・ヨナに勝つためにはあまりにも不足だった。美しい勝負だった。

それなのに競技が終わった後、金メダルを惜しくも逃したかのように語り、自らをいけない敗北者の枠に閉じこめている

彼は堂々たる世界2位ではないか。

自分を素敵なナンバー2にするか、それとも悪い敗北者にするかは本人次第だ。
それはそのままイメージメイキングの問題ではなく、次の段階の成功の鍵を握れるのかそれができないかの問題のようだ。

イ・ユンジョン文化コラムニスト


つまり、浅田選手はミスをしてしまったことに悔しがり、涙を流したことについて、「負けを認めないなら、ナンバー2ですらない、悪い敗北者である」と。

まあ、韓国のマスコミはこのような、嘘八百を並べ立て、人格を否定するような意見をテレビや紙面で堂々というものだと知っていますが……

日本のマスコミも同じようなものですね

この記事がこだわる2008年の世界選手権。
韓国はこの時のことをよほど恨みに思っているようです。

この時のフジテレビの報道は目に余りました。

【フジTV】フィギュアスケート報道暗黒の歴史・前編 
【フジTV】フィギュアスケート報道暗黒の歴史・後編

「信じられない大転倒」「転倒するも優勝」……とにかく浅田真央選手の転倒シーンの映像を繰り返し流し、パネルにまでして強調し、暗に「転倒した人間が優勝するのはおかしい」というイメージ操作をしました。

その時、2位のコストナー選手、3位のキムヨナ選手にもジャンプミス、転倒があったことは全く伝えられませんでした。

このフジの放送をえげつないと感じた日本人は多かったはずですが、「冷静に公平な視点」で見る「フィギュアを良く知らない」人達は、「転倒した浅田の優勝はおかしい。浅田に対する不信感を覚えた」などと真央叩きとヨナ上げに参加。

この時の浅田選手の転倒シーンはこの部分だけ切り取られて、「敗北した時の映像であるかのように」使われます。

この前年の2007年の浅田選手銀メダル(安藤選手金、キムヨナ選手銅)の時には転倒していないのにインタビューで「転倒」と連呼。

2009年はキムヨナ選手の妨害発言でひどいバッシングにさらされ、結果は出せず……

2010年は世界が絶賛する素晴らしい演技で優勝したのにも関わらず、キムヨナ選手と比べ、全てにおいて劣っているかのような、ひどい叩かれよう。

上のコラムで「敗北を認められない、悪い敗北者」と浅田選手を非難した韓国は、世界選手権でキムヨナ選手の敗北を認める事が出来ず、浅田選手を「キムヨナを超える事ができない。みっともない勝利」と叩きました。

でも、バッシングの内容は日本も大差ないですよね。



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最終更新日  2010/05/03 10:50:04 AM
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