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カテゴリ:韓国関連
オリンピック後、【中央日報・日本語版】に載ったコラムです。 このコラムはオリンピックのキムヨナ選手の得点やオリンピック憲章違反に対する疑問を持った人々に対して、「素直に負けを認められない浅田真央はナンバー2ですらなく、敗者だ」と言っているのですが……。 あまりに突っ込みどころ満載で笑ってスルーしていましたが、このコラムを真に受けている人がいたので、ちょっと突っ込んでみます。 【人生の香り】敗者とナンバー2 今回の冬季五輪の幾多の喜びの中でも最も鳥肌がたったのはイ・スンフン選手の授賞式で3位ボブ・デヨングと2位イワン・スコブレフがイ・スンフンを肩に乗せた瞬間だった。五輪の歴史にこんな場面があっただろうか。オランダのボブ・デヨングは五輪と幾多の選手権を席巻した35歳の皇帝級選手だ。そんな彼が甥っ子程度の選手に敗北を認めて肩に乗せてあげるとは、生涯、競争を職業としながら生きてきた人として、そんな気持ちはどう沸いたのだろう。 誰かに負けたということを受け入れることができず、 敗者は勝者をけなし、その理由を作り上げる。 ~~~コラム中断~~~私的意見↓
キム・ヨナに心より驚いた場面は2008年の世界選手権大会であった。 振り返ってみればその大会は浅田真央がジャンプ直前に倒れて10秒、我に返ることができなかったのに優勝した変な大会だった。
~~~コラム再開~~~ 理解されない敗北の瞬間をそうして勝ち抜ける17歳の少女の姿としては得度の境地に至った人の機運が感じられた。 彼女は常に「3位もよく頑張った結果」「誰に勝つためにスケートをするのではない」と言い、オリンピック直前まで続いた不当な判定にも一言の不平もなかった。 ~~~コラム中断~~~私的意見
~~~コラム再開~~~ 相対的に浅田真央の五輪以後の姿は非常に残念だ。シーズン中、ずっと低調だった彼女は最善の立派な演技を見せてくれた。しかし彼女のベストはキム・ヨナに勝つためにはあまりにも不足だった。美しい勝負だった。 それなのに競技が終わった後、金メダルを惜しくも逃したかのように語り、自らをいけない敗北者の枠に閉じこめている。 彼は堂々たる世界2位ではないか。 自分を素敵なナンバー2にするか、それとも悪い敗北者にするかは本人次第だ。 つまり、浅田選手はミスをしてしまったことに悔しがり、涙を流したことについて、「負けを認めないなら、ナンバー2ですらない、悪い敗北者である」と。 まあ、韓国のマスコミはこのような、嘘八百を並べ立て、人格を否定するような意見をテレビや紙面で堂々というものだと知っていますが…… 日本のマスコミも同じようなものですね。 この記事がこだわる2008年の世界選手権。 この時のフジテレビの報道は目に余りました。 「信じられない大転倒」「転倒するも優勝」……とにかく浅田真央選手の転倒シーンの映像を繰り返し流し、パネルにまでして強調し、暗に「転倒した人間が優勝するのはおかしい」というイメージ操作をしました。 このフジの放送をえげつないと感じた日本人は多かったはずですが、「冷静に公平な視点」で見る「フィギュアを良く知らない」人達は、「転倒した浅田の優勝はおかしい。浅田に対する不信感を覚えた」などと真央叩きとヨナ上げに参加。 この時の浅田選手の転倒シーンはこの部分だけ切り取られて、「敗北した時の映像であるかのように」使われます。 この前年の2007年の浅田選手銀メダル(安藤選手金、キムヨナ選手銅)の時には転倒していないのにインタビューで「転倒」と連呼。 2009年はキムヨナ選手の妨害発言でひどいバッシングにさらされ、結果は出せず…… 2010年は世界が絶賛する素晴らしい演技で優勝したのにも関わらず、キムヨナ選手と比べ、全てにおいて劣っているかのような、ひどい叩かれよう。 上のコラムで「敗北を認められない、悪い敗北者」と浅田選手を非難した韓国は、世界選手権でキムヨナ選手の敗北を認める事が出来ず、浅田選手を「キムヨナを超える事ができない。みっともない勝利」と叩きました。 でも、バッシングの内容は日本も大差ないですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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