えー、DXコードを改修して感度設定のないカメラに対して偽装工作をする第2弾です。
ナチュラとISO400のフィルム(今回はコダックの400CN)のDXコードを比べてみました。じぃーっと見つめているとアイデアが出てくるもんです。(鳥山明氏風)
□ ■ □ □ □ ■ と言う配列がISO1600
□ ■ ■ □ □ ■ という配列がISO400
おお!1個所しか違いが無い!
ということはナチュラ側の3番の白を絶縁すればいいんでしょう。
一応電気の基本ですから、テスターで計測してみました。
1番のグランドと2番の絶縁体を計測。確かに不通状態です。
1番のグランドと3番の金属露出部分を計測。確かに通電状態です。
回りを見渡して簡単に使えるものを探しました。うん。セロファンテープで良いんじゃないの?
ということで、小さくちぎったセロファンテープを3番に貼り付けてみました。
計測してみると、確かに絶縁成功です。
これで素性の良いナチュラをナチュラ系カメラを使わずに、ナチュラルフォトモードもどきとして様々なコンパクトカメラで使うことが可能となりました。
一応念のために、EOS-1vに装填してみました。プレワインディング後にISO400と液晶に表示されて、ISO400としてカメラは認識しました。偽装実験は成功です。
なんでEOS-1vで実験したかと言うと、そのまま使う訳ではないので、巻き戻しをしたときにフィルム巻き取りモード設定でフィルムを残すことができるからです。くれぐれもテストするときはご注意ください。念のためフィルムピッカーがあるといいですよ。
ということで、このフィルムはこのままローライプレゴへ直行となりました。はたしてどんな露出に仕上がってくれるのか、とても楽しみです。
おっと、その前にローライプレゴのパノラマ羽をなんとかせにゃならんでした。
つづく・・・
追伸
ISO400をEI200にしたり、ISO100をEI50にする場合、黒の絶縁塗料をヤスリなどで削ることで偽装工作が可能です。
次回はそれをやってみようかと考え中。
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