カテゴリ:政治・経済・社会・文化
クロニクル 米軍、名古屋城空爆
1945(昭和20)年5月14日 69年前の日本は、8月15日の降伏まで、米空軍のB29爆撃機による、連夜の空襲によって、各地の都市が次々と廃墟と化していた時期でした。 名古屋もその例に漏れず、この日が3月12日、3月19日に続く、3度目の爆撃でした。名古屋最大の空襲は最初の3月12日でした。19日の空襲では名古屋駅が炎上して全焼、そしてこの日の第3次空爆では、名古屋城が炎上し、名古屋のシンボルが焼失したのです。 6月9日の4度目の空襲は、熱田空襲と呼ばれます。 しかし、名古屋人はしたたかでした。市街全域が廃墟と化したことを見事に生かし、碁盤の目のような広い道路を縦横に配した、見事な都市計画を実行に移して、見事な再興を果たしました。片側3車線の道路など数えるほどしかない東京に比べると、名古屋市政と市民の先見性は、お見事でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[政治・経済・社会・文化] カテゴリの最新記事
|
|