カテゴリ:日本史
クロニクル レイテ沖海戦,連合艦隊潰滅
1944(昭和19)年10月25日 73年前のことです。前日24日からこの日にかけて行なわれたレイテ島沖の海戦で、日本の連合艦隊は米軍の機動部隊の攻撃により、空母4艘以下を失い、潰滅状態となって完敗しました。 この作戦は、20日に米軍がレイテ島に上陸したと聞いた大本営の司令で始まりました。連合艦隊は22日に一斉に出撃、米艦隊をレイテ湾外におびき出すことには成功しますが、レイテ湾突入を図った艦隊は、米軍艦載機の波状攻撃に対応出来ず、圧倒的な航空機部隊の機動力の前に、大損害を受けて完敗し、狙いのレイテ湾突入は、果たせませんでした。 特筆すべきは、このレイテ沖海戦に際して、虎の子の海軍航空部隊に、神風特別攻撃隊(神風特攻隊)が編成,組織されたことです。250kg爆弾を装着した零戦が、敵艦に体当たり攻撃すために出撃し、25日には敵の空母2艘を撃沈するなど、この時は一定の成果を上げました。 しかし、レイテ湾に入れず、レイテ島の日本軍部隊との連絡もとれないままとなり、レイテ島の日本守備隊7万5千人は補給路を断たれて万策尽き、12月には、全滅の憂き目を見ることになりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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