カテゴリ:自然災害
クロニクル 三宅島で大噴火
1983(昭和58)年10月3日 38年前のこの日。三宅島の雄山が噴火しました。噴火の勢いは凄まじく、阿古地区の住宅400棟は流出した溶岩(大溶岩流)に飲み込まれ、全住宅が跡形もなく焼失、埋没しました。 雄山はその後も活発に噴火活動を続け、2000(平成12)年6月の噴火は、長期に噴煙を上げ続け、次第に有毒ガスの二酸化硫黄の濃度が増し、人命が危険となったため、9月に入り、政府は全島避難を決定、島民は東京などに避難し、高校生の多くは全寮制の都立秋川高校に編入することになりました。この非難は、二酸化硫黄濃度の人体への影響が、ほぼなくなるまで続けられ、結局島への帰還が可能になるのは、 2005年の2月になっての事でした。足掛け6年、まる4年半の避難生活でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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