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テーマ:DVD映画鑑賞(13600)
カテゴリ:日本映画
監督・撮影・編集:桐谷和明
脚本:桐谷和明、菅正太郎、佐藤大 コンセプチュアルデザイン/プロダクションデザイナー:林田裕至 コンセプチュアルデザイン/VFXスーパーバイザー:木村俊幸 コンセプチュアルデザイン/CGスーパーバイザー:庄野晴彦 VFXスーパーバイザー:野崎 宏二 衣装:北村道子 ヘア&メイクアップデザイン:稲垣亮弐 バトルシーンコンテ:樋口真嗣 出演:伊勢谷友介、唐沢寿明、麻生久美子、寺尾 聰、樋口可南子、小日向文世 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ そんなに悪くはないよ、良くもないけどな(爆 私は原作を知らないので、そこのところの比較はできない。映画オンリーでの感想。 まずCG。 技術的な良し悪しってわからないけど、見た目はOKですよ。 斬新って感じはしないけど。ってか、懐かしささえ感じてしまったけど。 しばらく前にプレステがぶっ壊れてから、ゲームにはご無沙汰してるので、 「ああ、『ファイナル・ファンタジー』やりてー」と思わされたわ(笑) 粒子の粗いザラっとした映像は、シーンによって基調となる色が変わったり白黒になったり凝ってるし 所々に挿まれるカラフルな映像は、幻想的な美しさがあるし 目で楽しめる部分は大きい。ただ、好き嫌いはあるよ。かなり分かれると思う。 でもゲームの世界では暗く重い雰囲気になるのに、生身の人間が入ると軽くなってしまうのは何故? 作り上げた小さな箱の中で繰り広げられる物語、って印象を受けるのは 「閉塞感」を醸し出しているのだと好意的に解釈しておこう。 兵士のヘルメットや「新造人間」達のマークがナチス・ドイツっぽいのは皮肉を込めてるのかな? ブライ@唐沢寿明が最初の方で布切れを胸の前で十字にかけてたとこや、 クライマックスで鉄也が時限装置の針を掴んで動かそうとするとこなどは、 QueenのMV『ラジオ・ガ・ガ』や、それのモチーフとなった映画『メトロポリス』を連想させたけど もしやオマージュ?考えすぎ? そういう中でCASSHERNのコスプレは浮いてた。 さすがにヘルメットはかぶっていなかったね。 原作ファンからすれば、それが許せないかもしれないけど。 アクションはカッコイイけど動きがない 静止した決めのポーズをカメラの角度や効果線で繋いでるだけって感じ。 そのポーズも不自然な形が多い(笑) マンガ的とは言えるかもしれないな>良い意味でだよ。 地球外にまでジャンプしながら、また同じ地点に着地するとことか、 それ程の跳躍力があるのにクライマックスでは梯子昇ったり走ったりしてるとことか、 意味があるのか突っ込みどころなのか…。 ストーリーは難解でもあり単純でもあり、シリアスでもあり青臭くもあり。 私って頭悪いから、よくわかんなかった(^^;) 空から降ってきた稲妻型のオブジェは何なの? あれが神CASSHERN?あるいは、その“意志”? 限界に達しようとしている人間社会に、遂に介入してきたというわけ? でも、あれって人工物だよね。 培養液から出て来た「新造人間」達を一斉に殺してしまったのが意味不明。 彼らが元○○だからといって、蘇ってきたのは普通じゃないんだから(当たり前だ) 理由を調べるのが先じゃないの?それが研究を成功に導くことになるかもしれないじゃん。 ちょっとは理解できた部分もある(間違ってたりして・笑) ブライ達が誕生した時、種類別に整理してあったパーツが上手い具合に結合したのは何故なんだ? と疑問を抱いてしまったんだ>私らしい? 男女に別れてたり、女性は髪が長かったり、生まれたてのわりには服を着たがったり、 美形ばかりでなくブサイクなのも障害があるらしいのもいるし、赤ん坊までいるし… そういう点に拘っちゃったんだけど、彼らの正体が明かされて「成る程」と思った。 だからってブライががっかりする程の真相なのか? 死の瞬間、仲間達に見えた“何か”が彼にだけは見えなかったのは、どう解釈すれば良いの? それからさー、ブライ達の行動と軍の行動と、かみ合ってないというか、別の話になってなかった? 一番影響を受けるはずの民衆の姿が全然描かれてなかったし。 そもそも戦争シーン、お年寄りや女子供を虐殺する描写ばかりで、 そういったところに戦争の悲惨さ理不尽さを表すのは賛成なんだけど、 彼らが反乱分子だという点が見えなかった。見る必要はないのかもしれないけど。 憎しみの連鎖―というのは重い。 でも戦争の原因はそれだけではないと思う。 寧ろ、それ以外の理由の方が多いんじゃないのかな。 「CASSHERNがやらねば誰がやる」って― それが鉄也を指すなら、彼は何もやってませんから~~~残念! 神CASSHERNを指すなら、これは形を変えたハルマゲドンってことか? 稲妻型オブジェを地に送ったのは神で、鉄也とルナは新たなアダムとエバとして選び取られた― ちゅうわけですかね? 光となった2人が稲妻の形になってどこかの惑星(それとも過去の地球?)に降り立ったのが、その証拠なのかなあ? やっぱ、よくわからない>自覚していた以上に馬鹿だったのね私 他にも色々疑問があるけど、全部書いたら長くなりすぎ。 でもってテーマの方は、全て台詞で説明しちゃってるんだよね。 キャラの成長もなく、最初から最後まで同じような事柄を。 否定したり茶化したりできる内容じゃないから真面目に聞くしかないんだけど、 胸に迫ってこないんだな…。 SFもどきの熱い(?)マンガをよく描いてた中学時代の私なら、大感動したかな? ところでキャラ萌えするなら、私的にはミッチー@及川充博がお勧めでっせ。 クラシカルなファッションが似合って綺麗よ>カツゼツ悪いけど 宮迫博之も◎。もっと出番が多かったら良かったのにな。 CASSHERN Ultimate Edition-キャシャーン アルティメット・エディション- 誰かの願いが叶うころ 爆音夢花火 BACK HORN/夢の花(初回) サントラ/CASSHERN ORIGINAL SOUNDTRACK[Comple お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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