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テーマ:台湾ドラマ☆タレント(3664)
カテゴリ:台湾ドラマ
第10話『涙のバカンス』
「人は目標を達成できなくても、夢に向かって努力したなら心残りはない」 シェンシェンと同じことを言うズオおじさん。 「夢はなくても、責任はあるだろう」 自分が使った皿を片付ける…それも責任を果たすこと。 父親好みのクールなビジネスマンの仮面を脱ぎ捨てれば、 そこにいるのは繊細で心優しい普通の青年ウェイイー。 悔いとして残るのが、事情もよく知らないままズオおじさんを解雇したこと。 だから、自分に残された日々が少ないと知った時に、 おじさんに逢いに行きたいと思う気持になるというのは理解できる。 おじさんの言葉を噛み締め、 生きている間に責任を果たそうと「未完成事項」を書き出し 一つずつ消化していくウェイイー。 *シャオグァンとは約束の旅行― ただし別室。 ひとり日の出を眺め、 起きてきたシャオグァンに婚約解消を切り出す。 シャオグァンとしては、いつもは放っておかれてばかりだから それこそ天にも昇るような幸福感で一杯だっただろうに、 最後には地に叩き落されたことになる。 病気のことを彼女にだけ話したのは、愛と誠実さの表れだよね。 唯一の救いはイエローの存在。 シャオグァンを泣かせたと、イエローがウェイイーを(それも腹部を)殴った時は 「ななな何ということを!」と怒りを感じた私>ぉ 「安心した」とポツリと言うだけのウェイイー。 *母親には自分の姿をビデオにして残すこと― 購入したテープは100本。 3ヶ月という限りのある日々には多過ぎる量かもしれないけど、 心の空白を埋めるには、あまりにも少ない。 息子がイギリス留学中はイギリスの旅番組をよく観ていたという母。 ゴキブリを怖がったことを思い出してゴキブリの番組を観たとか、 最近は青島の番組を観たとか …こういう母心は泣けるなあ。 ムン・ヒジュンが軍隊に行っている間、ヒジュンのお母さんが 時計を見ては息子は今、何をしているのかと思いを馳せ、 寒い日には表に立ち、息子の寒さを自分も感じようとした… と話していたのを思い出す。 *私物の片付け― 祖父が亡くなった時、遺品を片付けながら泣いたという母親の話を聞き 自分の持ち物を整理。 洋服は古着屋へ、本は寄贈…ダンボール箱にメモを貼り付けて。 彼がいなくなった後、母親は勿論、彼を愛していた全ての人は 彼の面影が残る物を目にしては涙を流すことになるかもしれない。 でも、それらの物が何もなかったら良いってわけじゃないよ。 思い出を消し去るのは、却って酷だと思うよ。 そしてウェイイー本人にとっても、 それはまるで、自分がかつて存在したという証さえも消し去ること。 「また、一日をなくした」 朝を迎える度に、終わりが近付いていることを実感しなければならないウェイイー。 これだけは果たせないままかもしれない…と思っている2006年のクリスマスの約束を できる形で果たそうと病院へ向かう。 早くシェンシェンを認識してほしいと思うけど、 できたらできたで、その後をどうするのか… それを考えると切ないなあ。 クリックしてね♪(3つも多過ぎ?) ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります Silence~深情密碼~BOX1[5枚組] 我不是F4: I'm Not F4(美好時光記念慶功版)台湾版2CD+DVD 許志安/爛泥(正東10x10十大唱片)[初回限定版]【お取り寄せ商品】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.04 15:17:03
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