|
カテゴリ:平清盛
第38話『平家にあらずんば人にあらず』
「平家にあらずんば人にあらずじゃ」by時忠 ↑タイトルまんま(笑) いやあ、歴史に疎い私でも、この言葉は知ってるぞ。 まあ、実際にこう言ったのか否かは分からないらしいけど。 それを時忠が言ったというのは、このドラマを観るまで知らなかった。 時忠は初登場時から他とはちょっと雰囲気の違う人物なので注目していたのだけど その彼がこの台詞…と、ちょいビックリするやら納得するやら>ぇ でも、多分 平家が栄華を極めた時に傲慢さ剥き出しで、もしくは享楽的に 高らかに言い放つのかな…と思っていた。 それが、先回から不気味な活躍を続けている禿達と絡めて あんなにダークに、かつ淡々と口にするとは… 良いなあ剛君! 私の中で凄く評価が上がりましたぜ。 まあ、禿に関しても『平家物語』にしか記述がないので事実かどうか分からないそうだけど でも、このくらいのことはしてのけたんだろうなあ…と思う。 「武士」「武士」と言っている割には 本来の武士のイメージとはかけ離れている様な気がする清盛であり平家だから。 元々の身分が武士である彼らが成り上がっていったという意味では 武士の地位の向上と言えるのかもしれないけど 今の姿は貴族に近いよね? 以前にドラマ内でも言っていたけど 武力ではなく資力を武器にのし上がってきたわけだし だから対抗勢力を排除するのに、こうした ある意味、狡賢い手を使うのも「らしい」って感じ。 勿論、清盛自身は主人公だから 50歳を過ぎても少年ぽさを残していて “夢”に向かって一心不乱に突き進んでいる。 「清い」部分を前面に出している。 時忠は「濁」の部分を引き受けているというわけね。 ただ、これは あくまでも清盛=「清」のイメージを(ドラマとしては)保つため 時忠は清盛の知らないところで清盛の思惑以上のことを行っている という設定なのか… それとも、全ては清盛の指図で 清盛と時忠は表の顔と裏の顔を示しているのか… 時忠も一つの駒に過ぎず清盛=清濁併せ持つ巨人 ということなのか… おバカな私にはまだ今の清盛を把握しきれないっす(^^;) まあ、今回はそれよりも 後白河院のなぞなぞの方がメインだったな(笑) ああいう“遊び”に夢中になっちゃうとこなど実に後白河院らしいって気はする。 「そういうそなたをワシは食おう」 それってズルいんじゃ…?(笑) それなら最初に「後白河院を食いました」と答えれば勝ち? 清盛は腹を破って出てくると言い返したわけだけど それって粋な答なの? イマイチだった気がす…>こらこら でも、食べたのが自分の野心というところが清盛らしい。 そしてその野心には果てがないというところも。 そうすると、上記した「清濁」の答は最後のもの? さて、次回は牛若丸と弁慶の巻! ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/763-47e67c6c ☆クリックしてね♪(3つも多過ぎ?)☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 人気BLOGRANK ☆ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります☆ やっくんち お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.10.11 22:40:37
コメント(0) | コメントを書く
[平清盛] カテゴリの最新記事
|