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カテゴリ:朝ドラについて考える
『半分、青い。』が昨日で終わった。
ハッキリ言っちゃうと>って、今更(笑) 私にとっては、好きとも良作だとも言えない作品だった。 逆に、世間の評判は悪いけど私は好きだった…という作品もあることだし 『半分、青い。』ファンを批判するつもりはない。 だから、その感性に関わる部分は置いといて 脚本家@北川悦吏子氏が事前に語っていた 「朝ドラに革命を起こしたんじゃないかと思いました」 という部分だけ考えてみる。 ドラマに乗れなかった分 この言葉がどのように成就しているか… という点に注目しながら半年間過ごした様なものなので(笑) …といいつつ、早くも記憶が失われつつあるので 取りこぼしや勘違いもあるかもしれないです>スミマセンスミマセン 1:Twitterによる宣伝や内容のフォロー 直接読むことはほとんどなかったんだけど 結構、周囲から情報が入ってくるので、完全スルーは無理だった。 これからは、こういう形態が増えてくるのかもしれない。 それの先駆け…にはなったのかもしれない>その意味で「革命」? ただ、「神回」宣言が何度もあったのは、ナンダカナ…と思うし ほとんどが蓋ショボというか、宣言されるほどの内容ではなく 「神回」詐欺と言って良い気がし…はっ!ここは感性の問題か(^^;) 言えることは― 解説してくれるのはありがたいけれど、やはり作品そのもので語ってほしい ってことと ましてや炎上商法を狙うのは…作品の質を自ら放棄することではないのか ってことかな。 だから、「半分、革命?」ってところ? 2:ヒロインのキャラ設定 好きか嫌いかは感性の問題なので別としても 多くの人が朝ドラ・ヒロインというと思い浮かべるであろう 明るく元気・品行方正・お節介・頑張り屋さん…等のイメージとは 鈴愛は異なる。 そこが斬新=「革命」と主張する人もいるのだけど 果たしてそうだろうか? 私が感想を書き始めたのは『ファイト』(2005年)からだけど 既に定石を外そうとの動きが見られた。 ヒロインは朝ドラ史上最年少の15歳、どちらかというと大人しくて あまり積極的に動こうとするタイプではなかった>後半変わっていくけど 『芋たこなんきん』は逆に、最初から既に大人だった。 交互に子供時代も描いていてバランスを取っていたけど。 『ちりとてちん』ヒロインは劣等感を抱えウジウジした陰キャだったし 『つばさ』は逆に、“良い子”であることに囚われているヒロインだった。 『カーネーション』ヒロインは柄が悪いとさえ言える強いキャラ。 『純と愛』はヒロインだけでなく全ての登場人物が負の部分を晒していた。 鈴愛は特に変わったキャラではない…ってことになる。 寧ろ、最近の流れに乗っている。 問題は 変人でも欠点だらけでも魅力的なヒロインは過去にいたけど 鈴愛は不快なところばかりで、魅力がな…あ、ここは感性の問題ですね。 3:挫折を繰り返す物語 『だんだん』も歌手デビューするもすぐに引退 『瞳』もダンス大会に落ちていたし 『純情きらり』も音楽家にはなれなかった。 『純と愛』もホテル経営という“夢”は一貫していたけど 挫折の繰り返しだった。 だから、この題材も斬新とは言えない。 成功して終わった作品の場合は、小さい頃から目標を持っていて 努力を続けていく様子がドラマになっていたわけだから 鈴愛の様に思い付きで何かを初めては失敗…というのとは根本的に違う。 4:ラブストーリーがメイン 最初はそこに注目したんだけど 考えてみたらラブストーリーは寧ろ朝ドラには付き物。 少女マンガチックな描写も定番。 『半分、青い。』はその比重が高い…というだけ。 う~ん…どうも、分が悪いぞ『半分、青い。』! ついでに言うと>コジツケ含む? 鈴愛は片耳失聴という他人と異なる特徴(敢えて「ハンデ」とは書かない) を持っているけど 『純と愛』は超能力を持っていたぞ。 鈴愛はマグマ大使@律を呼び出したけど 『つばさ』はラジオの精というイマジナリーフレンドを持っていたぞ。 亡くなった祖母がナレーターを務めていたけど 『ゲゲゲの女房』も『ごちそうさん』も同じ。 『半青』の祖母がカエルなら、『ごちそうさん』は糠床。 幼馴染が出てくるのも定番。 幼馴染と最終的に結ばれる話もあった>『梅ちゃん先生』とか ヒロインは大したことしていないのに 場合によっては嫌われることばかりしているのに 何故か皆に好かれて、いつも不自然なまでに褒め称えられる …ってのも(ってことこそ)朝ドラ定番。 寧ろ、ヒロインに苦言を呈する存在がいる作品の方が評判は良かった あれ? 「革命」はどこ? 半年間、好き勝手書いてきました。 ありがとうございました。 次の『まんぷく』も感想を書いていくつもりですので よろしくお願いいたします(^^) ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3046-44ff1feb ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中! 青い岐阜 ファンブック 秋風羽織 完全版 ブルーレイ BOX3 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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私も、物足りなさを感じました。
それにしても、ひじゅうにちゃんは、昔のドラマをいろいろ覚えていますね。 わたしは、題名と内容がスラスラでてくるひじゅにちゃんを 尊敬致します。 それでは、また、まんぷくで会いましょう。 (2018.09.30 23:36:26)
ありがとうございます。
いやあ、うろ覚えなので間違っているところも多いかもしれませんぜ。 最終回の後はほぼ忘れてしまって、普段は振り返ることもないんですが 同じ朝ドラの中で連想される要素があると、ふわっと思い出したりします(笑) そこが朝ドラの朝ドラたる所以なのかな?(笑) (2018.10.06 23:28:23) |