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野球場日記

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2007年08月10日
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カテゴリ:パ・リーグ
 2ヶ月振りの神戸のボールパーク。おいしいパニーニとミックスピザを食べ、視界を遮るフェンスなどないスタンドから、近くて美しいグラウンドのプレーを見る。至福の時間や。
 ところが、この楽しみも今季は今日が最後。まだお盆前やというのに。
 ほんの数年前までは、この迫力も快適さも花火も毎週のように味わえた。それなのに、今やブルーウェーブとバファローズが潰されたうえ、半減させられていた神戸での試合はさらに減らされてしまった。それも、替わりに試合をするのが死角と閉塞感たっぷりの大阪ドームとは。かえすがえすも、あの合併という暴挙に強い憤りを感じる。

 プレゼントのバッジは萩原やった。今はファイターズの選手やん。かえってレアなのか?木元と清水のは作られてないんかな。

 内外野天然芝のグラウンドで、子どもたちが真喜志コーチのノックを受けている。
 選手への花束贈呈は、近視矯正に成功したという子どもとその伯母さん。受け取る選手は本多と大西とアナウンスされた。しかしホークスは、サード後ろの芝で走ったり素振りしたりしてた川崎が、本多に代わって受け取りに行った。伯母さんが出てきたあたり、彼女が川崎のファンやったんかな。それとも、川崎が1番打者である本多を気遣ってのことなのか。
 始球式も近視矯正に成功した子ども。左腕から見事ストライク。あっぱれ。

 ホークスは大村と小久保がスタメンから外れている。王さんは「満身創痍」と表現したそうだ。それでもホークスは強いと思うけど。


 福岡 000 000 050 00 5
 合併 120 100 100 02x 7x

  H:杉内(3.1)→山村(2.2)→小椋(1)→水田(2)→馬原(1.1)
  合:川越(7.0)→菊地原(1)→本柳(2.0)→山本(1)

 1回裏。4番ローズレフト線先制タイムリー二塁打。
 2回裏。9番前田レフト2ランホームラン。
 4回裏。9番前田レフト前タイムリー。
 7回裏。7番阿部真レフト右犠牲フライ。
 8回表。8番井手レフト前タイムリー。1番本多一塁線3点タイムリー三塁打。2番川崎センター左同点犠牲フライ。
 11回裏。4番ローズレフトサヨナラ2ランホームラン。

 杉内がまさかの4回途中KO。0-5の7回裏から多村も交代。やはりホークスは満身創痍なのかと実感した。
 8回の一挙5点の同点劇は素晴らしかった。途中出場の選手や若手がチャンスをつなげて。

 この同点劇があったのも、7回裏の井手の超ファインプレーがあったからこそ。
 そして、ホークス怒濤の攻撃を同点までにとどめたのは、平野恵の大ファインプレーがあったから。
 村松の長い距離のスライディングキャッチ、阿部真の一二塁間ダイビングキャッチ、本多の二塁ベース左からのジャンピングスローも含めて、ファインプレーをたくさん堪能できた。川崎の動きもさすがの見事さ。

 そんないい試合を最後に決めたのはローズ。レフトへサヨナラホームラン。ホームインした代走木元に阿部真が駆け寄って、ペットボトルの水をかける。ローズは手荒い祝福のためホームに集まったナインを前に、1度止まってからホームイン。

 来日中の息子とともにローズのヒーローインタビュー。
 インタビュアーの日本語がわかるから、返事が早い。「パ・リーグを代表する守護神・馬原投手から打ったことについては?」という質問にも、「最高です」とごきげんに繰り返す。
 「父を誇りに思います」という息子が、あと3本に迫った400号ホームランについて英語で何か言うと、通訳が訳す前にローズが笑いながら「ゼッタイ、ムリ!」。「僕が帰るまでに400号打ってくれるんじゃないか」と言ったそうだ。

 花火ナイターやったけど、ネッピー&リプシーは浴衣じゃなくユニフォーム姿。かつてはセンターで点火スイッチを入れてたけど、今日は1塁ベンチ前で。
 その後現れたネッピー&リプシーは、画用紙を手にしていた。そこに言葉を書いてファンに見せたり、選手やコーチに何か書いてもらったり。これでファンといっそう多彩にコミュニケーションが取れるね。いいアイディアやな。

 それにしても、このボールパークで、川越のスライダーやフォークの軌道が見える程の位置で観戦できるなんて、野球ファン冥利に尽きるなあ。


 田上(H) 6番DH 右打者
 3方向へ3安打。一挙5点の同点劇も、田上のヒットから始まった。
 1塁に出ると、しきりにスタートの構え。キャッチャーだけに、そうすることでバッテリーにプレッシャーをかけられると、身をもって知っているのか。

 井手(H) 8番レフト 右打者
 守備の上手さに目を奪われた。どんな打球にもしっかりチャージして、返球が早い。
 7回裏1死満塁のピンチ。4点ビハインドだから、前寄りの守備位置。阿部真の左中間深くへの打球を、右斜め後ろへ体をいっぱいに伸ばしてダイビングキャッチの超ファインプレー。
 続く8回表無死1・3塁。外角球を打って、ダイブしたサードの右をゴロで破るレフト前タイムリー。
 レフトスタンド上段に横断幕。「夜空に輝け 井手正太郎」

 ブキャナン(H) 代打 右打者
 広いスタンス。8回無死1・2塁で登場。投手は代わったばかりの菊地原。スライダーにタイミングの合わない空振り2つ。しかし、そこから粘る。何とか食らい付いてファールを続ける。最後は低め145キロを見て、四球。

 杉内(H) 先発投手 左オーバー
 ベルトの高さでセットポジション。軸足を少し曲げて構える。例によって、グラブから一瞬球を出す、ゆったりリラックスしたフォーム。
 間近に見る低め直球の伸びなんて、ほれぼれする。
 ところが、調子は悪かったみたい。空振りが取れず、ファールで粘られる。ボールも多く、球数が増える。75球でストライク40球、ボール35球。
 最速148キロ。カーブ。スライダー。チェンジアップ。

 水田(H) 4番手登板 右オーバー
 ベルトの高さでセットポジション。
 最速148キロ。カーブ。シュート。スライダー。フォーク。変化球がいい。直球もずっと140キロ台後半。
 同点にした後の8回・9回を、ヒット1本に封じる。9回先頭のローズをセンターフライに打ち取ったとこなんて、しびれたね。

 馬原(H) 5番手登板 右オーバー
 10回から登板。ベルトの高さでセットポジション。グラブが膝に当たるフォーム。
 直球が速く、キレている。最速151キロ。フォーク。スライダー。
 ローズをツーナッシングと追い込みながら、フォークをファールされるなどして、逆に追い込まれた雰囲気に。フォークを続けるのは危険だと、バッテリーは考えたか。でも、直球も危ない。そう感じた瞬間、直球をサヨナラホームランされる。
 それでも、いつもながらほんまにいい直球投げてたで。

 ローズ(合) 4番DH 左打者
 同点の9回先頭。外角低めスライダー、ボール。高めボール。内角スライダー、ストライク。外角147キロ、ボール。ワンスリーから真ん中の球をアッパースイングで、センター左フライ。
 11回1死1塁。外角151キロ、ストライク。フォーク、空振り。外角に151キロで1球外す。ワンバウンドのフォーク、ボール。外角シュート回転の150キロを当てて、三塁側へフライのファール。低めフォークを引っ掛けて、一塁ベンチへゴロのファール。低め148キロを
コンパクトなスイングでレフトへ打ち返して、サヨナラ2ランホームラン。

 前田(合) 9番キャッチャー 右打者
 ブルーウェーブ時代から変わらず、打席登場曲は「タッチ」。
 グリップは低い位置で、ヘッドは立てている。前足チクタク。肘も上下に動かす。狭いスタンスから足を上げて強振。
 2回2死2塁。大きな空振りの後、少し高いスライダーを捉えて、レフトへ2ランホームラン。今季第1号。
 4回1死1・3塁。外角球を引っ張って、レフト前タイムリー。この一打で杉内をKO。杉内から3打点だ。
 キャッチャー守備で打球を受けてベンチで治療するなど、いろいろと目立った試合。すんなり行けば、川越とともにヒーロー間違いなしの活躍だったが。

 平野恵(合) 代走からセンター 左打者
 センター守備で今日も魅せる。8回無死3塁。川崎が打った左中間への鋭い当たりを、高くダイブして捕る大ファインプレー。あれを捕っていなければ、ホークスの勢いは止まらず、一気に逆転していただろう。





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Last updated  2007年09月30日 23時52分18秒
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