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カテゴリ:若旦那の日記
「3ヶ月の赤ちゃんを連れて東京に行くなんて…」と山田ホルモンの女将は少し心配そうだったが、首ももうすぐ据わる頃なのでユン坊(息子)を東京に連れて行くことにした。若女将の親戚が東京で結婚するのがひとつ、もうひとつは若女将の両親はまだユン坊を見た事がないのだ。
「今日はじいやんと、ばあやんに会うからね。」ととびっきりのおめかしをして、いざ空港に出発。車は何度か乗せているのでチャイルドシートの上でぐっすり眠っている。飛行機の中で泣かれては困るので空港でたっぷりミルクを飲ませて飛行機に乗ることした。 そういえば、昨日からユン坊はウンチをしていない。食欲は旺盛だがウンチをしてないとなると、腸がパンパンになってお腹が痛くなるのではと、ちょっと心配である。 飛行機に乗る直前に腹ごしらえ(ミルク)を終え、ぐっすりと眠ってしまった。このまま一時間くらい寝てくれるとありがたいんだが… 30分ほどは起きたり寝たりを繰り返し、狭い機内で伸び縮みを繰り返した。何度かめの伸びをした後に、プリプリプリ~ もしかしたら… ま、まさか、 機内にほんのり芳香が漂った。おそるおそる股間を確かめてみた。若女将は、「ね~なんにもしてないよ!!」 なんとさっきのプリプリ~の正体はユン坊の屁であった。なんとも臭い屁である。ミルクしか飲んでない筈なのに、大人なみの強烈な臭いを発している。そりゃ2日間もウンチをしてないだけある。さすがは我がユン坊!! 飛行機を降りると池袋のホテルまでリムジンバスに乗った。ユン坊も寝るどころか初めて観る景色に大興奮である。環境ががらりと変わったということを赤ちゃんでも分かるんであろう。 ホテルについて1時間ほど休憩を取り、若女将の親戚が集まる近くの焼肉屋さんに顔を出した。もちろん若女将の親類もユン坊を見るのは初めてである。ユン坊を見るやたまらず、テーブルを囲みひとりずつ抱っこして回った。ユン坊も慣れない大人に囲まれ、泣こうにも泣けずおとなしく一人一人の抱っこに応えている。 1時間程の夕食を終え、若夫婦家族はホテルに帰る事にした。長い距離の移動に加えて見知らぬ人とのふれあいに少し驚き、ユン坊にはちょっとした修行になったであろう。しかしまだウンチが出てないのが気になる。明日は椿山荘で若女将の結婚式である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月03日 18時18分15秒
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