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カテゴリ:若旦那の日記
「東京の親戚が結婚するんだって!」(若女将)、「へ~どこで式挙げるの?」私は東京の結婚式場なんて品川プリンスホテルくらいしか知らないので、聞いても分からないのに一応聞いてみた。
『椿山荘って書くんだけど、どう読むんだろ?』(若女将) 『つばきさんそう!? どっかの旅館で式を挙げるのかな?』(若旦那) 式場の場所をインターネット検索して初めて分かった。「椿山荘って、ちんざんそうって呼ぶんやね。しかもかなり高級な式場らしいよ。」こんな事前情報を得ていざ椿山荘に向かう事にした。 東京にこんな庭園があるのかと思わせる豪華な庭園。東京ドームの1.4倍という広さに加え手の行き届いた落ち着いた佇まい。東京にもこんな場所があるんだね。調べてみると元は江戸時代の藩主の下屋敷であったという。その後明治に入り、山県有朋の邸宅になり、椿が多くあったところから椿山荘と呼ばれることになったそうな。 ゆっくり庭を散策したかったのだが、若女将の親類の結婚式ということで、式の前に親戚同士の顔見世があり、かなわず結婚式に参加した。一番大きなホールだったのだろうか、最上階の大きなホールに300人くらいの参加者で結婚式はおおいに盛り上がった。 これだけ盛り上がっていたら一人二人抜けても分からないだろう、と若女将を誘って念願の庭散策に出かける事にした。ユン坊(息子)を連れて歩こうと思ったのだが、最近体重が6.5キロくらいになり、広い庭を歩くにはちょっとしんどいのでお義母さんに預けることにした。 京都を思わせるような小路を上がってゆくと、東京では最も古いとされる3重の塔が現われる。この塔は室町時代の塔で、もとは広島にあったのを移築したという。小高い丘に上がると結婚式場の建物とフォーシーズンズホテルが庭を囲むようにうまく調和している。庭園は無料で開放されているので、結婚式に訪れた方以外にも散歩がてらで来た人も多く見受けられた。 およそ15分ほどの散策を終えて結婚式場に戻ると、お義母さんが、「なんか、プリプリしてたよ。」もしかしたら… 若女将がおそるおそる股間を覗き込むと、「おめでとう!!三日ぶりのウンチです!!」おしめに吸収しきれない程たっぷりとウンチをしていた。 ユン坊にとってはちょっとハードなスケジュールだったので、生活リズムが狂って落ちつかなったのだろうが、これで一安心である。結婚式が終わると若女将とユン坊はお義母さんといっしょに1ヶ月程実家に帰省する。ちょっとさびしくもあるが、独身時代に帰ったようなワクワク感が無いわけでもない。あまりはめをはずさないように気をつけなければならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月05日 00時10分20秒
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