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カテゴリ:食いしん坊日記
若女将の両親が下関に来てるということで、ユン坊一家(若旦那、若女将、ユン坊)は下関入りをする。若女将の兄宅で少し休憩を取った後、近くの焼肉店にぼちぼち歩いていくことにした。
若女将の祖母は来年米寿を迎えるというが、足腰は少し弱くなったものの一人で歩ける。焼肉屋までは少し距離があるので若女将の祖母は車椅子で、ユン坊はバギーで、仲良く押してゆくことにした。 お義父さん(若女将の父)が私に言った。 『お宅の坊やは何歳ですか? …そうですか9ヶ月ですか。うちは87歳と数ヶ月なんざますよ…』 と、軽い冗談をいいながら、焼肉店『やすもり』についた。『やすもり』はミートセンター(小売)を営んでいるので新鮮なお肉には定評がある。 『当店は黒毛和牛のみを使っております。』と謳っているくらいなのでお肉はもちろん、ホルモンも美味しい。お客さんもいっぱいである。 まずはレバ刺し、セン刺し等生ものを頂いて、焼物は牛タンから始まった。生ものは新鮮だったが、牛タンは少し味が落ちるような感じだった。が、普通はそんなものだろう。 お義父さんのテンションもどんどん上がってきた。お義父さんは私に言ってくれた。祖母(若女将の祖母)がユン坊に、何かと気に掛けていただいているようだった。若女将の祖母は韓国から渡ってこられる前に占いを勉強したそうだ。そして今でも人をみる事ができるそうな。 『…この子は何か持っている。人は小学生に上がる前にほとんど人格が形成されるから、それまでどんな子に育つか見てみたいわな…』 私はもともと安っぽい占い等を信じない。しかし歳を重ねた人にはそれ相応の経験に基づいた勘があると信じている。また子供は親の鏡で、生まれ持った性質よりも、育て方次第で人格が決まると信じている。そういったこともあり祖母からそう言われた事に対して、大変光栄に思い、また子育ての重要性を改めて感じた。 焼肉はというと、カルビ、ハラミ、ウルテ、ミノ、テッチャンとどんどん進んでゆく。カルビは三角バラをつかっているようで、なかなか上等なものを提供している。ホルモンも悪くない。 最後の締めはご飯にテールスープを頼み完食!!おなかいっぱいになり『やすもり』を後にした。下関で焼肉をあまり食べたことがないので、どこが一番美味しいのかはわからないが、『やすもり』はかなりレベルが高いのではないかと思う。 帰り際、若女将の祖母は何度も私に、遠くからありがとう、また会いましょう、と声を掛けてくれた。今日から若女将の妹が家に遊びにくるので明日はどこか遠出でもしようかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月10日 21時45分05秒
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