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2011.10.15
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カテゴリ:アニメ・漫画
 週刊少年ジャンプに連載中である大場つぐみさんと小畑健さんの人気漫画「バクマン。」。このタイトルの意味は、主人公の少年達が人気マンガ家を目指してマンガ道を驀進していくということなのだそうだが、今回ここで御紹介する「ダラマン。」とは、一体どういう層に需要があるのかよく分からないながらも未だにダラダラと続いている長期連載漫画のことである。
 しかし長期連載漫画の全てがダラマンというわけではない。
 例えば先月162巻を発行、40年を超える連載期間中に一度も休載したことがないというさいとう・たかをさんの「ゴルゴ13」にはダラダラというイメージはない。というかもう言葉もない。ゴルゴが終わる時は世界が滅びる時であろうショック
 
 ダラダラ長期連載といえば、間もなく99巻が出る水島新司さんの「あぶさん」をふと思い出した。73年から今なおビックコミックオリジナルで連載中。ホークスのことばかりを延々と38年も描き続けているのは御立派の一言野球ボール
 同じくビックコミックオリジナルで73年に連載が始まり、今も続いている漫画にジョージ秋山さんの「浮浪雲」がある。現在93巻。昔、渡哲也さん主演でドラマ化されたっけ。桃井かおりさんとか出てたやつ。内容はさっぱり覚えてないが、結構まったりしていて好きだった。
 ビックコミックオリジナルといえば更には74年から連載中である西岸良平さんの「夕焼けの詩(三丁目の夕日)」(59巻)や79年から続くやまさき十三さんと北見けんいちさんの「釣りバカ日誌」(もうすぐ82巻が出るらしい)もあったりするが、これら全てはダラマンの域を超え「バケマン。」レベルと呼んでよいだろう。作者は天寿を全うした後も幽霊(バケモン)となって半永久的にダラダラと連載を続けるに違いない。とはいっても雑誌が廃刊にでもなれば即終了だろうけど。
 
 と、ここまではオッサン編。以下少年編へと移る。

 少年誌を代表するダラマンといえば何といっても週刊少年ジャンプに連載している秋元 治さんの警察ダラマン「こちら葛飾区亀有公園前派出所」、略して「こち亀」だろう。連載開始は76年、今年8月に176巻が出版された。
 無駄に長い連載、無駄に多い登場人物、どの年齢層にアピールしたいのか今ひとつよく分からない内容…嗚呼、これぞまさしくキング・オブ・ダラマン!
 ジャンプで忘れてはならないのが荒木飛呂彦さんの「ジョジョの奇妙な冒険」。現在はウルトラジャンプで第8部「ジョジョリオン」を連載中。ちなみに今月のウルトラジャンプは荒木さんの表紙絵に「こち亀」の読み切りまである…どうでもいいけど。
 ジョジョは確かによく続いているがダラマンという感じはなく、それよりかはむしろ久保帯人さんの死神ダラマン「BLEACH」の方が連載期間たった10年ながら既にダラマン感全開である。

 月刊少年マガジンで地味に連載中の野球ダラマンは、76巻が出たばかりというさだやす圭さんの「なんと孫六」。81年からの連載だそうで、今年で丸30年。
 月刊マガジンといえば前川たけしさんの料理ダラマン「鉄拳チンミ」や八神ひろきさんのバスケダラマン「DEAR BOYS」なども、新やら外伝やらLegendsやら、ACT1やら2やら3やらと続いていて無駄に長い。

 「こち亀」に次ぐ第2位の少年誌ダラマンだと私が思っているのが、これまたマガジン…といっても週刊少年マガジンで89年から連載されている森川ジョージさんのボクシングダラマン「はじめの一歩」。先日97巻が発行された。
 でもおそらくこのダラマンは今でもまずまずの人気があるのだろう、バイト先の古本屋さんでも出入りが結構あり、売る人も買う人もそこそこいる。ひょっとしたら面白いのかもしれない。

 ジャンプ、マガジンとくればお次はサンデー。
 週刊少年サンデーが誇るダラマンといえば、94年に連載が開始された少年探偵ダラマン、青山剛昌さんの「名探偵コナン」である。73巻が今月出たばかりだが、Amazon.では既に12月発行予定の74巻の予約を受け付けている。
 コナン君は17年の間に一体どれだけの殺人事件に出くわしたのだろう?コミックスの背表紙を捲ると毎巻古今東西の探偵が紹介されており、それだけが唯一この漫画のコミックスの見所だと思う。同じ少年探偵ダラマンだと、マガジンで9年間の連載を経て今なお不定期連載を続けている天樹征丸さん、さとうふみやさんらの「金田一少年の事件簿」の方が個人的には好きだ。
 サンデーのダラマンといえば、何といっても高橋留美子さんの作品群である。
 「うる星やつら」が連載期間9年で全34巻、「らんま1/2」も9年続いて全38巻、「犬夜叉」は12年で全56巻。いずれもアニメ化されて大ヒット!うーん、凄いわな。ダラマンの女神とでも呼びたい。
(でも…本当に人気あんの?)

 週刊少年ジャンプに連載中で現在アニメなどで絶大な人気がある尾田栄一郎さんの「ONE PIECE」は連載14年で63巻まで出ており、累計発行部数は2億ウン千万部を超えているそうだが、いくら売れてはいてもこれも既にダラマンだろう。同じく連載12年で57巻まで発刊されている岸本斉史さんの「NARUTO」とかも。
 同誌に98年から連載されている冨樫義博さんの「HUNTER×HUNTER」に至っては、いくら面白いとはいえ読者を蔑ろにしすぎだろう。ダラマンを通り越して「ザケマン。」(作者諸共ふざけた漫画)とでもいうべきか。ま、ファンはむしろそのふざけっぷりを楽しんでいるようなので別に構わないのだろうが、それならばもう12月創刊予定のグランドジャンプPREMIUMにでも移ってもらい、新たな人材を育てた方がいいような気がする。
 それにしても最近の人気漫画はどれもダラマンばかりでコミックスを全巻揃えるのも難しくなった。それ以前に内容がダラダラしすぎていてつまらない作品が増えた。
 
 …とダラダラとクソ長い文章でいくらダラマンを非難しても、全く説得力はないけどね失敗





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Last updated  2011.10.15 15:01:31
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