テーマ:☆詩を書きましょう☆(8383)
カテゴリ:詩
なぎなた
私はなぎなたの授業が嫌いだった 長い刀状のものを振り回すのが とても残酷のように思えた 女だてらにという思いもあった
戦時中 疎開する前なぎなたを 体育の授業に取り入れるようになった その時はいやいややっていた
疎開先ではなぎなたがずっと進んでいた とてもついていけない 見学を申し出ると許してくれた よく許してくれたと思う
見学に飽きると 空や雲を見た シュークリームのような雲は とてもおいしそうだった 風はとても気持ちよかった
少しも叱られなかったのが不思議 少しも罪悪感がなかったのが不思議 ひとり孤独な不思議の世界にいた(また、戦時中の疎開先の学校での出来事ですみません。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
おはようございます。今日は町内のグラウンドゴルフ大会、天気は大丈夫そうです。
戦争中のことを時々思い出してしまうのですね。なぎなたは必須と強要されなかったのが不思議ですね。 今日も良い一日をお過ごしください。 (2019.06.17 05:15:56)
meron1104さんへ
剣道は盛んでした。剣道は一時禁止になりましたが、また復活しました。武道として認められたのでしょう。でもなぎなたは復活しませんでした。GHQに禁止されたままです。 (2019.06.17 22:24:18)
ただのデブ0208さんへ
ゴルフ大会、お忙しい中。コメントをお寄せくださいましてありがとうございました。そうです。強要されなかったのが不思議です。 (2019.06.17 22:32:42)
naomin0203さんへ
前にも詩やエッセイに書いたことがあるのですが、その担任の先生は疎開の子供に同情を寄せていました。それで見学を許してくれたのだと思います。奇跡のような話です。 (2019.06.17 22:37:11)
jiqさんへ
あの時代でも、子供でも、嫌なものは嫌という姿勢を崩さなかった自分を誇りにさえ思っています。 でも周りはみんな戦時色に染まっていきました。だから感じた孤独です。 (2019.06.17 22:41:35)
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