アシュラム再建への道
長年、日本からの多くの生徒さんたちをインド流ヨガの道へ導いて来たスワミアムリットが設立したアシュラムが南インドのティルバナマライ郊外にあります。スワミが亡くなり主の居なくなった広大な土地に息を吹き返す方法はないかと思案して3年目に入りました。 (写真は近くの高台よりアシュラムのあたりを望む景色)牛がいて土が肥え木々が育ち花が咲く。アシュラムの留守番でしばらくこんな生活をしてみて、私自身が身軽に感じ健康になったのです。都会での生活よりも汗もかきますし陽も浴びますが、土があって空があって動植物が育ち、朝日や夕日、月の満ち欠けと共に生活するということがこんなにも元気をくれるなんて!これは現代人にとってのオアシスだわ!と実感したのです。人間はずっとこの大地に立ち、昼、太陽の下で生きてきた。夜、星の下で疲れた体を休めてきた。シンプルなことだけれど、すっかり忘れていた深い記憶。宇宙の中の自分の立ち位置を実感するような安心感。安心感がもたらす勇気や創造力。そんなオアシスを作り上げたい・・・・夢は膨らむ・・・のですが想像しているだけでは何も起こらないのが現実。。。土を運んだり、牛のお世話をしたり、水やりをしたり。アシュラムは2年間活動が停止していたので傷んだ家屋の修繕&リフォーム木は育ってきましたが荒れ放題の庭も手入れ&雨水利用のための改造水が不足気味なので井戸も掘り当てないと!一つ一つこなして行きたいと思います!