カテゴリ:経営者のための連続コラム
GW連続講座 価値観経営を成功させるための価格の決め方 その22
~会報四方よし通信2013年7月号より 3-3 多様性 アップセリングのポイントは、同時に二つまたは三つを体験し比べていただき、“味の違い”“素材の違い”“技術の違い”“価格の違い”を知覚していただくことでした。 多様性とは、単調な繰り返しの“日常生活”から離れ、価値のストライクゾーンを広げ、いろいろな場面で楽しむことができるようにすることです。 多様性は対比から始まります。違いがわかりやすい三つか二つを同時に比べていただけば、それぞれの個性がわかるはずです。 この訓練を繰り返すと微妙な違いがわかるようになる人も結構おります。 違いがわかるようになると、いろいろなものが面白くなるものです。 また、価格の違いの面白さも理解いただけるようになり、食の楽しさを実感するようになります。 さて、巷ではクロスセルでついで買いを狙う風潮にあります。 クロスセル、あるいはマリア―ジュという言葉をよく使いますが、アップセリングより後にやるほうが理想です。 理由は多様な価値観がないと本当の意味で楽しめないからです。 多様な価値観をつける手順 ○STEP1 新規客 違いのあるわかりやすい商品を売る 接触を通じて距離感を縮め、信頼を得る ○STEP2 来店経験が低いお客様 お客様の好みをつかみ共有する 忘れられないようにする 対比メニューを展開する ワイン会など勉強会へ誘う ○STEP3 店の要領がわかってきたお客様 「何かおすすめはない」を待ち、対比型のアップセリングする ※対比商品 利き酒セット 三種類のお酒を少量の見比べられるセット ワインのデキャンタ(500cc売り) ※凄いやりかたあります。 ※詳細は大久保一彦繁栄塾に入会して大久保一彦にお聞きください。 食べ比べ前菜 国産牛とアメリカ産牛の食べ比べ 大久保一彦の本 【3980円以上送料無料】文豪ナツメは料理人が嫌い 2/久部緑郎/原作 松本渚/漫画 大久保一彦/取材協力 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.05.13 19:00:46
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