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カテゴリ:相場妄見妄観
フィボナッチ数列というのがあって、これが結構、FXに限らず投資で使われる。
元の数列はともかくなのだが、メジャー・フィボナッチとか言って38.2&61.8%、マイナー・フィボナッチとか言って23.6&76.4%。 で、これが驚くほど当て嵌まる。 とはいえ投資の世界ではアストロ投資術とか言って、要するに占星術で投資して、それなりに成果を挙げてる人もいるのだから驚くほどでもないのかもしれないが。w フィボナッチ数列自体は黄金比とかとも関係してて、自然界の拡(増)大・縮(減)小なんかに頻繁に見られる、それこそ自然な数列に強く関連しているらしい。 で、何故にフィボナッチを使うと相場予想や分析が可能になるかというと、大きくは二説あって、 1.その比や数値に至るのを、人が自然に感じるから(外れると不自然に) 2.大勢の人が同じ数値を使っているから(爆) というところらしい。 まぁ確かに始めの「自然に感じる」というのは、確かに「この辺かな~?」というところを計算するとフィボナッチになることが多いので、どうも天然の感性に訴えるものがあるらしいということは言える。 が、実際のところは「大勢の人が使ってる(気にしてる)」ということだろう。 相場のプロは本当に凄くて、アストロなんかも含めて、相場に関連するあらゆることを相場に持ち込んで見ている。 当然ながら、その結果としてアストロ的に動いているように「見えれば」その動きに乗るので、その動きが更に加速されて・・・という。 この辺の構造は大相場なんかでも見られる。 昨年のリーマン・ショックなんぞ、はるか一年前から相当数の人に指摘されてたことだが、それが多くの人に「危ないっすね」と想われる水域までは強気に伸びてしまっていた。 これはバブルの時も同じだ。 で、為替相場だと一般人は対円なら銭単位で取引するわけだが、相場のプロにはリーマン・ショックなんかの下落止まりをピンポイントで銭単位まで当てるような人が珍しくない。 これは勘というのとは違って、そういう算定が実際に可能なだけなのだが、通常は使いこなせない。 後付で説明されて「なるほっどー!」と、気付けなかった自分を責めることになるのである。w 幸いにして、おいらの場合は日本人には珍しいらしいベア派なので、あの手の大下落で傷を負うことは、あまりない・・・というか、相場の中にいれば儲けられる方に入る(逆に買いが苦手で買い戻し損ねることは、しょっちゅうである 爆)。 リーマン・ショックの時には、なんのかんのと忙しくて、その内に・・・とか想っている間に終わってしまったが、こういう運も含めての相場なのですな。orz それにしても、チャートに線を引いたり眺めたりして予想しながら、各種経済ニュースやら政治ニュースやらを聞いていると楽しく勉強出来る。w で、フィボナッチだが、あまり過度に信用すると、当然ながら痛い目に遭うことがある。 おいらも、知りたての頃は面白くて熱中してたが、「38.2%戻りだろ!」とか想ってたらすっ飛ばされたり。 結局は、ある一つの考えに固執するだけでは駄目で、自分なりに相場の多数派に付く術を身に付けるしかないのである。 下落するはずのポイントを超えて 「そ、そんなフィボナ~・・・orz」 などと嘆いても相場は戻らない(爆)。 テーマ備忘録 ) ・同世代ギタリスト賛 ・ドリフターズ ・中森明菜姉さん ・形の継承、型の継承 ・コレステロールと死亡率 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.15 18:40:56
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