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テーマ:ヴィッセル神戸(4894)
カテゴリ:ヴィッセル
みなさん あけましておめでとうございます。大変遅くなった新年のごあいさつですが・・・
やはり1月17日「あの日」が終わらないと 新たな年がはじまったという 新たな気持ちになれない・・訳ではないですが 何か区切りがついて 気持ちに区切りがつくというのも毎年ながら実感なもので。 ヴィッセルのメルマガ担当 芝さんからのメール 今回も転載します。 ヴィッセルをサポートする多くの人たちの気持ちと 芝さん自身の「あの日」を忘れられない気持ちがよく伝わってきますので・・私の新年のご挨拶、始動!のご挨拶にかえて掲載させていただきます。 トモニイコウ!今年も宜しくお願いしたします。 ヴィッセル神戸MFCの芝です。 こんばんは。 今日は1月17日。 阪神・淡路大震災が起きた日です。 そしてこの日は、ヴィッセル神戸にとっても特別な日です。 創設間もないヴィッセルが、チーム初の練習を行う予定の日でした。 今朝は通勤しながら、あの日はこんなに寒い中に放り出されたのかと、改めて思いました。 当時僕は19才。 もう震災後の人生のほうが長くなります。 当時は灘区に住んでいました。 大学生でした。 大きな揺れで、住んでいた家は1階が崩れ、大切な人を失いました。 僕は2階にいましたので無事でしたが、救助も何もできませんでした。 あれから19年、いまだに事務所で誰かが歩いて床が揺れると恐いです。 あの揺れを思い出してしまいます。 震災に対する負い目も感じます。 今日も朝の追悼イベントに誘われましたが、どうしても行く気持ちが起きませんでした。 震災を直視できない自分がいます。 それでも今朝の景色は違って見えました。 震災は、決して忘れることはできません。 その日に生まれたヴィッセルは、今年が20年目のシーズンになります。 スタジアムに来るお客様の中には、特別な思いの方もいらっしゃると思います。 僕もそうです。 スタジアムで行われるのはただのサッカーの試合に過ぎませんが、愚直にボールを追い、強い相手に立ち向かい、一心不乱に応援し、全員で戦って掴む勝利の喜び。 ともすれば日常に疲れてしまいがちな毎日に、ヴィッセルの戦いを通じて、「また1週間がんばろう」という元気をもらいます。 「宿題がんばろう」という子どもたちも多くいるでしょう。 まだ果たせない優勝。 それでもヴィッセルという船は、僕たちを乗せて「優勝」に向かって着実に進んでいるはずです。 時には右に行ったり左に行ったり舵をなくしたり、周りの船より大変そうではありますが、間違いなく僕らは年々前に進んでいます。 20年目のシーズンに向けて、気持ちを新たにした1月17日でした。 今シーズンもトモニ戦うことができて幸せです。 早く開幕して、みなさんに会いたいです。 ありがとうございました。 では、またのメルマガで。 今日のメルマガ担当: ヴィッセル神戸 芝英幸 ※追伸 この芝さんのメールで 1995年1月17日「あの日」については 人それぞれ様々な受けとめがあると19年経った今 つくづく感じました。 身近なことでいうと 当時小学校3年生で 同級生の男の子をなくした下の娘は バレンタインデーには毎年お宅に行きますが、「あの日」には行けないと(ことし初めて知りました。 そして「来年20年かあ・・、来年は(東遊園地の)追悼式行ってみようかな・・、行けるかな」と。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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