東北関東大震災の地震による災害に遭われた皆様には、
本当に心よりお見舞い申し上げます。
2011年3月11日(金)
東北関東大震災
私達二人は、東北関東大震災当日、3度の電車を乗り換え吉野梅郷の梅を見に行っていました。
吉野梅郷の梅を見に行くのは、今年で二度目でしたが、まだ寒いからか梅の花が満開ではなく残念に思いながら、ベンチに座っておにぎりやおやつを食べていたのですが、だんだんお天気も曇が多くなり寒くなってきたため、早めに引き上げることにしたのです。
でも早めに帰って来たのが幸いでした。最後の中央線に乗って自宅付近の駅に向かっている途中、突然電車は「ガクン!」と強い揺れと同時に緊急停車したのです。
地震発生時、私は「どうしたんだろう?事故かしら?」と思っていたら、電車は突然横にぐらぐら強く長く揺れ、そんな強い横揺れが何度か続いていました。
地震発生時、車内で震度5弱とアナウンスが流れました。
その間、電車内で車掌さんのアナウンスを聞きながら電車が動くのを待つ乗客の皆さんは、気持ち悪くなるほど電車が横揺れしているのに、叫んだり騒ぐわけでもなく、とても冷静にしてじっと待っていたことに私はすごくビックリしていました。
約一時間経過し、車内のアナウンスはいり一番前の車輌の出口に、はしごを掛けて一人ずつ降りことになりました。
下写真は、電車の中の通路を一番前の車輌に向かって一列並んで前に進むのをまっているところです。
JRの社員さん二人に、はしごを挟んで左右から、はしごを恐る恐る降りてこられる乗客の一人一人に親切に声を掛けながら、また乗客の両手や体を支えて降ろしていました。
私達二人も両手を繋いで、電車を降ろして頂きました。
JRの社員さんには、とても親切にして頂きましたありがとうございました。
パパ君もJRの社員さんに手を繋いでもらって、どこか恥ずかしそうにしておりました。
![P1070352_R.JPG](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/47/0000696147/27/img6454bd43zikczj.jpeg)
私達は、立って並ぶのが嫌なので最後の方になるまで空いた椅子に座り待っていました。
やがて一番後ろの出口にもはしごを掛け、後ろからでも出れるようになったことを知りそちらの方から降りました。
中央線の電車を降りて線路沿いを歩くのは生まれて初めてでした。
![P1070348_R.JPG](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/47/0000696147/26/img767ad051zik7zj.jpeg)
私達が降りた時にはほとんどの乗客の皆さんは降りられていたようで、前には人がおらず少し落ち着いてゆっくりと、一番近くの駅まで歩くことができました。
![P1070360_R.JPG](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/47/0000696147/32/imgbab5f0b1zik5zj.jpeg)
一番近くの駅まで歩いたその後!
駅から自宅までは、自宅付近に一番近い電車の駅まで走っているバスに乗り、そこから約一時間かけて冷たい北風に向かって自宅まで歩いて帰りました。
自宅に戻った時、洋室の電球が落ちて割れ、リビングのテレビ台の上に置かれていた置物や写真立て、時計など、テレビ以外のものも殆ど落下してすごい事になっていました。
非常持出袋
後片付けが終わり、パパ君は洋室のクローゼットの中に片付けておいた、非常持出袋と非常用持出袋をリビングに持ってきて地震に備えて中の物を確認していました。
![](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/47/0000696147/16/img61e480e2zikczj.jpeg?t=20110315183406)
非常持出袋の中には!?
カンパンや五目ご飯、単一乾電池2個、携帯電話の充電機、保存水、ラジオ、他など入っています。
![](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/47/0000696147/20/imgfe60f646zik9zj.jpeg?t=20110315183437)
![](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/47/0000696147/18/img9b57d76azikfzj.jpeg?t=20110315183510)
非常用持出袋の中には!?
携帯トイレ、ロープ、レジャーシート、何故か壊れている懐中電灯(;゚ロ゚)が入っています。
懐中電灯壊れて電池を入れてもライトがともらないのだ!
「これはあかんわっ!」と思い・・・
慌てて、自転車で買いに走ったけどどこの店にも売っていない悲しい!
![](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/47/0000696147/19/img2e87dd2czik9zj.jpeg?t=20110315183521)
2011年3月16日(水)
計画停電
東北地方太平洋沖地震の影響で、電気の供給能力が不足のため、昨日3月14日から実施された計画停電が発表されました。
なので、ラジオと懐中電灯と単3乾電池の充電機など取りあえず準備した。
懐中電灯の単1乾電池が無いので、非常時出袋の中に入っていた唯一二つの乾電池が間に合ったが、懐中電灯が一つだけではトイレも洗面所など移動もできず、もう一つある懐中電灯を使いたいのだけど、乾電池が一つもなくて使えないんです。
![P1070439_R.JPG](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/47/0000696147/36/img832e2b64zikczj.jpeg)
昨日の朝一番に、私も懐中電灯の単一乾電池や蝋燭や食料品などを停電に備えて準備するために、自転車で10件のスーパーやコンビニなどを回りました。
ですが、薬局やホームセンター、大型スーパーなどすごい人混みでレジの前には店幅いっぱいの行列で、大型スーパなのに品物もあまりなくなっており、ラーメンやカップ麺なども陳列棚にはもう一つもなかったのでビックリしました。
![PA0_0032.JPG](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/47/0000696147/09/img7ade9586zikfzj.jpeg)
単一乾電池も、スーパーやコンビニなど自転車で買いに走ったけど、一つも売ってない状態でした。
![PA0_0033.JPG](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/47/0000696147/10/imgd0570240zik5zj.jpeg)
呑気な私は、世間ではこんな状態だとは思いもせず、とにかく食材だけは買わなければと思い、大型スーパーのレジの前で並ぶあの行列の最後尾にはあえて並ばず、小さめの八百屋さんやセブンイレブンに寄ってこれだけは取りあえず買ってきた。
![](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/47/0000696147/24/img307f93b9zik7zj.jpeg?t=20110316154029)
小さい八百屋さんでは、太くて重い大根やじゃがいも、玉ねぎなどの野菜を、その他の食料品はセブンイレブンで買ってきました。
買いたかった納豆やパン類が一つも残っていなかった。
![](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/47/0000696147/21/imgaf3dd302zik8zj.jpeg?t=20110316154716)
大型スーパーには全く無かった、カップ麺やラーメンなどは、停電に備えてセブンイレブンで買ってきましたが、セブンイレブンのカップ麺やラーメンなどもあとわずかしか残っていなかった。
![](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/47/0000696147/22/imgb7bad088zik3zj.jpeg?t=20110316155029)
ワンワンママのつぶやき!
乾電池やカップ麺、納豆だけではなく、トイレットペーパやティッシュペーパーなど店頭にはなく、東京では品薄になっているのですね!
目の当たりにした私は本当にビックリしてしまいました。
今日、今必要なトイレットペーパーだけでも買わなければと思い、10時開店に向かってある薬局店に行きましたが、すでに薬局店の前には人の列が並んでいました。
私も、慌てて列の最後尾に並んでふとトイレットペーバーの前に立てかけてある看板を見ると、トイレットペーパもしくはティッシュペーパどちらはお一人様一つ限りと記載されていた。無事に一袋は買えました。
結局、4月末まで計画停電が続くみたいなので、県外に住んでいる家族に乾電池とトイレットペーパーだけ買って送ってもらうことにしました。
今日の計画停電は・・・!?
わが家は夜の時間帯なので、1本の懐中電灯を持ってホッカイロを貼って毛布にくるまり、パパの帰りを待ちながら3時間頑張ります。
今夜の晩ご飯は・・・!?
冷めた白ご飯よりいいので、停電直前に炊きたてご飯でお握りを作っておき、日中作っておいたおかずをテーブルの上に並べて準備してあります。
希望を捨てずに頑張ってください!
東北関東大震災の被災者の方達は、私達なんかよりも、もっともっといっぱいいっぱい頑張って現実と闘っているんです。たった数時間の毎日の停電や食料品がなくても、なんともないです。
毎日、被災地で避難所生活をしている現場のテレビ放送を見ながら私も涙しています。特にご家族が会えて抱き合っている様子などをみると「本当によかった!よかったねぇ~!」とテレビに声かけをしながら一緒に泣いています。
被災に遭われた方々が避難生活をしながらご家族を探し歩いている様子をテレビを通して見ていると深く心が痛み、気持ちが耐えられなくなります。
被災に遭われた方々には、本当に希望は捨てずにこの状況を乗り越えて頑張ってほしいと心より願っております。