ひとりで楽しも。

きのう、夕食時にテレビでやってたミニドラマ。
反抗期の高校生の娘っ子が、親に反発しつつも
最後は感謝するっていうようなええ話。
「お母さん、ありがとう」泣いている主人公。
それを観ていたわたしの母が

「そうよねえ。
母親には休みがないのよねえ」

このドラマのプロデューサーや
脚本家が聞いたらがっかりしてしまうような
見当違いの感想を何度も何度もおっしゃるのです。

これは、彼女特有の
私と父（夫）への嫌味なんです。
私も父も無言。

でもさ
私とチビがこの家にいなくても一人暮らしでも
あなたは掃除、洗濯、炊事は
しなきゃいけないと思うよ？
チビは食事から育児の一切は私がやってるし。
平日は学童だし。

「昨日、○○という方に会ったの。
息子さんあなたの同級生らしくて。
知ってる？今はどんな職業なの？」

「うーんたしか、○○大学卒業して
××重工に勤めてると思うんだけど..」

「そうなの。いいわねえ」

それに引き換え、わが子（私）は出戻りですもんねえ。
「大学まででてそのザマ（出戻り）か」
あなたは私に放言しましたもんねえ。

この方の残念な言動を見聞きするたびに
わたしは、この遺伝子が自分の中にも流れてると思うと
とても悲しい気持ちになります。
あなたのように、
いつも周囲をうらやみ妬むような
生き方はすんごい不幸な気がいたします。

それでも自分の夕食は、残り物をありがたくいただいてるし
お洗濯もしてくれてるし。
この家に置いていただいてるだけ感謝しないと。


チビの笑顔を守らないと。

お母さん、ありがとう。



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