ひとりで楽しも。

姫様のコンサートの日の午前中は
月例のお絵かき会へ行ってきました。



【制作過程はこんなかんじ】

なるべく紙いっぱいに全体を入れたいので
頭の先っちょを切るのがコツ。
4B鉛筆を横に持って
軽くアタリをつけながら、描いていきます。

ワシ、もともと油絵出身のヒトでして
実は鉛筆は不慣れ。木炭デッサンみたいに
線よりも面でとらえていきます。
ちょうど彫塑のように練消しゴムで
削っていくかんじ？

最初、テーブルの位置が低すぎて
下半身が貧弱になってしまったので
何度も高さを描き直し、
なんとかバランスがとれました。

今日は午前中しかないので
急いで彩色にかかります。
まずは、全体の色を薄く塗って
強調したいところを濃くしていきます。

必ずしも写実的に描く必要はないんです。
自分の解釈で、自分の表現したいように
描いていきます。

だいぶ仕上がったら
全体の色のバランスをみながら、
パレットのなかの色
（赤黄青）を全体にまわしていきます。

一応（無理やり）完成です。



いかがでしょう？今回は、華奢な女性の体や指、
柔らかいスカートのひだやその下の足
が描きたかったポイントなんですが



毎回、人物画専門でモデルさん使いますが
先生がいないので
参加費は激安の1回1,000円（裸婦は1,500円）
画材はおじいちゃまにもらった高級スケブ
（Museコットン）に、
姫のお下がりの4B鉛筆と筆。
購入したのはこちらのW&Nの固形水彩のみ。



1つ前の日記のタイトルのつづきになりますが、
ワシ、中学生の親になったら
もう、子どもは自分のことを話さなくなるし
いつも部活でいないし、つまんないのーって
思ってたんですけど

こうして、自分の時間を充実させつつ、
子どもの部活の試合や演奏会で
立派な成長に目を細めるのも

意外と楽しいよ？！

振り子のように互いが互いの律動で踊り
ときどき、体や心ががそっと触れあうかんじ。

もうそう遠くない未来、
あなたが離れて暮らすようになっても
母さん、ひとりでも寂しくないように
自分のなかを充実させなきゃね。

おかげで翌日の朝、お肌がつるっつるでした..

以上

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