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新型ウイルス感染症が蔓延している今、外出することもままならず、家に引き籠もっておられる方々が多いと思います。感染者も徐々に地方にも拡大してきており、何時誰が感染してもおかしくない状態になりつつあります。
私も最近は出歩くことも少なくなりましたが、ここ二ヶ月ぐらいは殆ど外出せず家に引き籠もっています。 愛犬と一緒に過ごす時間が長くなり、二匹とも甘えん坊になってしまいました。 ダックスのラッキーはもう14歳6ヶ月ですから、残りの時間を幸せに過ごしてくれたらと願っています。 愛犬と共によく遊び、愛蔵の所蔵刀もよく観賞しています。 年を重ねると、長い刀より小脇差しや短刀を出して観賞することが多くなっています。 何振りか写真を撮ってブログにアップしようと思っていましたが、写真に撮ってパソコンに取り込み、写真を加工する事が億劫なため延び延びになっていました。 刀の波紋を電灯にすかし匂口を写し取る事はなかなか難しく、正確に伝えきれないことも気が進まないことの一つです。 それでも何振りか写真に撮ってみましたのでご覧ください。 下図は郷土刀の龍泉子驍邦の寸延短刀です。 ![]() 相州伝を志向しており、沸出来の互の目に足を入れムラなく焼き入れております。 次も郷土刀の竹中邦彦の小脇差しです。 ![]() こずんだ匂い本位の丁子刃を焼いており、一見浜部一門に見える出来です。邦彦は浜部見龍子寿幸の弟子ですから当然と言えば当然なのですが。 次は、伯州住秀春の短刀です。 ![]() 伯州住秀春得意の、日本海の波を写したと思われる丁子刃です。 焼きムラなく元から先まで上手く焼き入れています。 最近は、じっくりと愛刀を鑑賞する事もなく、自堕落に過ごしていましたが、なかなか外出もままならない時期ですから、所蔵の愛刀を手入れも兼ねてじっくりと鑑賞することにしました。 人と向き合わず刀と向き合うことで、此の逼塞した状態でも心安らかに過ごせればと思っています。 皆様方も、何卒、此の劣悪なウイルスに罹患されないよう、外出を控えられて健康第一に考えお過ごしください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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