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2008.06.08
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カテゴリ:フォーク
今朝は6時の目覚ましで予定どおりの起床。やった!

今日のテーマは70年を目前にした60年代最後期のフォークについて、関西フォークと関東(東京)フォークの歴史的遭遇を実証する内容でした。当時67年から69年にかけて関西では京都や大阪でフォーク・キャンプ・コンサートが若者たちの中で開催されておりまして、67年に1回目が100人くらいから始まって、2年目は300人というふうに増えていったそうである。

コンサートの中心は関西勢で「高石友也」「岡林信康」「五つの赤い風船」「ザ・フォーク・クルセダーズ」etc。そこへ東京から「高田渡」「遠藤賢司」「PPMフォロワース(小室等さんがPPMをコピーしたグループ)」etcが合流した時期なんですね。

69年の京都円山公園野外音楽堂を会場にした第4回フォークキャンプコンサートは2枚組のレコードとして世に出回りました。私も持っていました。この年がおそらく関東(東京)と関西が真に合流したんだと思います。「中山ラビ」さんなんかも出演していましたし!

それで今日の放送では「高石友也:ちっちゃな箱」「五つの赤い風船:ロック天国」「ザ・フォーク・クルセダーズ:戦争は知らない」「PPM:ロック天国」がラジオから流れたのでしたが、なぎらさん曰く、「68年京都・山崎でのフォーク・キャンプ・コンサートからの音源で、観客席側からステージにマイクロフォンを向けて収音していたので、咳払いなどが結構収録されています。」と!さらに「五つの赤い風船のロック天国はこれ以外に、レコーディングされてません、ここだけの音源です。西岡さんの唄い方聴けば、西岡さん本人もレコーディングする気にもならないでしょう」と?!私も聴いてて「西岡さんチョット無理してない」と言いたくもなる状況でした!

また「このロック天国のオリジナルはPPMが唄っています、歌詞の内容は『ロック天国』となっているが、一種フォーク・シーンからロックへの批判的なものになっていて、歌詞の中に“ドノバン”や“パパス・アンド・ママス”それに“ビートルズ”と出てきています。」と言っていました。

それからです!なんと予想を反して、解散前のフォークルの「戦争は知らない」を聴けたのは嬉しくなりました。この歌は今でも大好きな歌で、私のフォークソング・レパートリーになっています。

結局今日の放送では、関西フォークとは『喋りとシング・アウト』が持ち味で、『ギターの上手さ、テクニック』を聴かせるのが関東(東京)フォークであると、はっきり東西の違いがあるのでしたと放送は終わります。

・・・が、来週はこの続きのはずです。69年第4回フォーク・キャンプ・コンサートをテーマに、なぎらさんが語りコンサートの実況録音が流れるのでした!絶対間違いない!
「あの素晴らしい愛をもう一度」じゃないけど、key-san我が命をかけてもいいです!

♪命かけてと 誓った 日から 
♪素敵な 思い出 残してきたのに

注)この歌は来週の放送には一切関係ありません。





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最終更新日  2020.12.27 15:18:42
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